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愛は「落ちる」ものではない

「恋に落ちる」 このワードはアニメやドラマ、映画でたくさんの人が聞いてきたと思います。 AFP通信では、「恋に落ちるような感覚は無意識の反応」であると心理学者たちは定義づけ、止めようがないと述べています。(AFP通信『動画:恋愛の科学ーなぜ人は恋に落ちる?』から引用) しかしこれはあくまで一瞬の出来事であり、私たちは無意識的に恋愛をしているのではありません。 アドラー自身も「恋に落ちる」ことについて、明確に否定しています。 繰り返しますが、愛とは感情ではなく技術です。 愛は制御不能な衝動であり、私たちはその嵐にほんろうされるものではなく、具体的な行動であり、他者を愛する技術です。 「落ちる愛」は、愛されたい人が所有欲や征服欲とをごちゃまぜに考えた、幼稚な愛です。 愛とは、築き上げるものです。 「落ちる」だけの愛なら、誰にでもできます。 そしてそれは本物の愛ではありません。 意思の力や勇気によって、なにもないところから築き上げるものだからこそ、恋愛は難しいのです。多くの人は、この原則を知らないまま愛を語ろうとします。 だから、人間には関知しえない「運命」や「恋に落ちる」といった言葉に頼らざるをえなくなります。 愛される人間になるのではなく、愛することができる人間になれなければ、本当の幸せはつかめません。より詳しく学びたい方は、こちらの方をよろしくお願いいたします。※当記事は、私が行っているAmebaブログ「進撃のマナブ」から引用したものです。
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