「言葉一つで変わる朝──娘の一言から教えられたこと」
「これくらいやってよ〜」
ある朝のことです。
お弁当づくりに少し手をかけすぎてしまい、
気づけば時間に追われていました。
しかも、今日はゴミの日。
料理の手を止めずに、
「ゴミ出してね〜」
と娘に声をかけました。
いつもの「いいよ〜」という返事を、
どこか当たり前のように期待して。
でも返事が聞こえない。
聞き逃したのかなと思い、
今度は娘の顔を見ながらもう一度伝えました。
それでも娘は返事をしないまま、
少し笑ってごまかすように見えました。
その瞬間、胸の奥がざわっとして、
つい、
「これくらい、やってよ…」
と言ってしまいました。
すると娘が、小さくつぶやきました。
「これくらいって…いつも色々やってるのに…」
その言葉に、ハッとしました。
――そうだよね。
娘はいつも、
当たり前のように手伝ってくれていた。
なのに私は、焦りの中で
「これくらい」と簡単に言ってしまった。
しかも、
一日の中でいちばん大事にしたい、朝の時間に。
私は、朝をとても大切に思っています。
「行ってらっしゃい」「行ってきます」
その一言を、できるだけ気持ちよく交わしたい。
限りある時間だからこそ、
一瞬一瞬の言葉を丁寧にしたいのに…
ふとした心の揺れで発した言葉が、
大切な人を傷つけてしまうことがあるんですよね。今朝は、
そのことを改めて思い出した時間でした。
同じようなこと、
きっと誰にでもあると思います。
人は完璧じゃないからこそ、
気づけた瞬間から変わっていける。
そんな優しさを、
相手にも、自分にも向けたいなと思います。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございます。
同じような朝が誰に
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