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愛情の絆

今日はアタッチメントのお話をしたいと思います。赤ちゃんは生まれてすぐから人と関わるためのスキルを持っているといわれています。赤ちゃんは一人では生きていけないので、主な養育者となるお母さんとくっつくことを保とうとします。このくっつくというのが、アタッチメントなのです。赤ちゃんはお母さんとくっつくことで、お母さんをモニターして養育してもらえるように自分を調整しているのです。赤ちゃんってすごいでしょう! このような特定の対象となる養育者とくっつくことで形成される愛情の絆を「愛着(アタッチメント)」といいます。この愛着形成が、子どもの安定した情緒の発達を促し、その後の対人関係にも影響を及ぼすとボウルビィは指摘しています。 赤ちゃんは「泣く」という信号を発します。言葉が喋れませんのでとにかく泣くことで発信するのです。それに応答する形で、赤ちゃんとお母さんとの間で情動の共有が始まります。そして、一人で歩く頃になると、子どもは探索行動を始めます。お母さんを拠点として、自分の体を自分で自由に移動できることに喜びを感じ、動き始めるのです。でも、ふと気づくとお母さんが近くにいない・・・。それで不安になり、お母さんのもとに戻り、安心・安全の栄養補給をしてもらって、また探索行動にでかけるのです。その時、お母さんは「安全基地」としての役割を果たします。 子どもはどんどん行動範囲を広げていきます。物理的にお母さんの近くに居続けることができなくなります。そんな時には、心の中にいるお母さんに安心・安全の栄養補給をしてもらうのです。心の中に内在化されたお母さんが、実際にそこにいるかのように、不安な心をなだめてく
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