「暗殺が成功して良かった」-島田雅彦氏の問題発言
作家で法政大学国際文化学部教授の島田雅彦氏が昨年7月の安倍晋三元首相暗殺事件を念頭に「暗殺が成功して良かった」と発言し、大炎上しています。島田氏について少し説明します。彼は「優しいサヨクのための嬉遊曲」を発表して注目され、「夢遊王国のための音楽」で野間文芸新人賞、「彼岸先生」で泉鏡花文学賞、そして、紫綬褒章も受章しています。そして、この島田氏が、政治学者で京都精華大学准教授の白井聡氏とレギュラー出演するネット番組「エアレボリューション」で上記の発言をしたわけです。その発言は全体としてこんな感じです。「こんなことを言うと、また顰蹙を買うかもしれないけど、いままで何ら一矢報いることができなかったリベラル市民として言えばね、せめて『暗殺が成功して良かったな』と。まあそれしか言えない。(自民党は)うまいこと、この暗殺による被害者側の立場に立った。(立憲民主党の元参院議員)有田(芳生)さん、頑張ってほしいですけどね。「(自民党は)『亡くなった安倍元首相の魂を受け継ぎ』みたいなことを言っている。『弔い合戦』に持ち込んだ者が何か〝坊主丸儲け〟した感じが否めない」このときのゲストがサンモニでお馴染みの自称ジャーナリスト 青木理氏です。ああ、なるほどねえ・・・それはいいとして、これはどう考えてもアウトでしょう。テロや殺人を容認し、新たなテロを誘発しようとしているとしか取れません。この発言の翌日には、岸田文雄首相の選挙応援演説会場に爆発物が投げ込まれる事件も発生しています。まあ、島田氏の発言が影響を与えたとは思いませんが。そして、島田氏は以下のように弁明しています。「テロの成功に肯定的な評価を与え
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