納品されたスクリプトが手元で動かない。腕の問題ではない3つの原因
「動作確認済みです」と納品されたスクリプトを、自分のパソコンで実行したらエラーで止まった。制作者に聞くと「こちらでは動いています」と返ってくる。画面の写真を送り、何度かやり取りをして、やっと動いたのは三日後。修正のたびに待ち時間が生まれ、頼んだ本人がいちばん疲れる。外注をしていると、一度はこういう場面に出会います。これは制作者の腕が悪いから起きるのではありません。着手する前に「どこで、何を前提に、何をもって動いたとするか」が決まっていないから起きます。作る側と使う側で前提が食い違ったまま作業が進み、納品の瞬間にその食い違いが表に出るだけです。原因を3つに絞ってお話しします。1. 動かす場所が決まっていないスクリプトは「どこで動かすか」で書き方が変わります。WindowsかMacか。個人のパソコンか会社の共用パソコンか。スプレッドシートなら、どのアカウントで開くのか、そのアカウントに書き込みの権限があるのか。制作者は自分の手元で作るので、指定がなければ自分の手元と同じ場所を想定します。使う側の場所が違えば、同じものが動かないのは自然なことです。依頼のときに「この機械で、このアカウントで動かす」と一行書くだけで、この食い違いはほぼ消えます。2. 手で動かすと動くのに、自動だと止まるこれは私自身が踏んだものです。私はコンテンツ制作を毎日決まった時刻に無人で回す仕組みを自分で組んで運用しています。作った直後、手で実行すると問題なく通るのに、時刻が来て自動で動くと途中で止まる、ということが起きました。原因は、手で動かすときには読み込まれている設定値が、自動で動くときには読み込まれていなか
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