「0か100か」や「白か黒か」で極端に捉えてしまう!?『ゼロサムバイアス』
■『ゼロサムバイアス』とは?物事を「白か黒か」「勝つか負けるか」「0か100か」「得か損か」で判断したり、選択肢を「極端な2択」に絞り込んでしまう思考である『ゼロサムバイアス(zero sum bias)』。物事を「ゼロサムゲーム」と見なし、誰かが「得」をすると別の誰かが同等の「損」すると思い込む認知バイアスとして知られています。 ◆「ゼロサムゲーム」とは?「ゼロサムゲーム」とは、利得(利益)と損失の総和は必ず「ゼロ」になるという、「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論の用語のことです。「為替取引」において、ある通貨が上昇すれば、別の通貨は下降する、「競馬や競艇」において、賭け金から主催者の取り分と配当を引くとゼロになる、などが発想の例として挙げられます。■『ゼロサムバイアス』によって生じてしまう悪影響「誰かが得をすると別の誰かが同等の損する」と思い込むようになってしまう『ゼロサムバイアス』。このバイアスに陥ってしまうと、「勝つ」ことに固執するようになり、互恵的な解決策を見出そうとしなくなるため、競争心が強くなって非協力的な思考を優先するようになってしまいます。つまり『ゼロサムバイアス』は、「競争」や「対立」といった思考が優位になってしまうリスクを抱えているのです。■なぜ『ゼロサムバイアス』が発生してしまうのか?この『ゼロサムバイアス』は、主に以下の2点が発生の要因となります。●「不安」が高まっている●交渉相手と「敵対」している ◆「不安」が高まっている極端な「ゼロサム」でない状況であっても「ゼロサムである」と思い込んでしまう『ゼロサムバイアス』。このバイアスは「不安が高まっている」
0