大人世代の再婚の迷いと、子どもとの距離の考え方
大人世代の再婚では、子どもが成人している場合でも、お互いの子どもや孫との距離の取り方に迷いが生まれることがあります。私たち夫婦もここ数か月、そのテーマに向き合う時間が続いていました。夫の長男家族は毎年お正月に訪ねてくれます。一方で、私の長男は距離を置いたまま。夫の孫たちと過ごす時間は楽しいけれど、彼らがもう少し大きくなったとき、「本当のおばあちゃん」と「私」という存在の間で戸惑わせてしまうのではないか――そんな思いがよぎり、今年は来訪をお断りしました。また、同じ“子ども”でも、夫側と妻側では、親の老後へのスタンスがまったく異なることも感じています。夫側の子どもは、父親にパートナーがいることで介護の負担が軽くなると期待する。妻側の子どもは、パートナーの介護の後に残る母親の負担を心配する。その違いは、私自身も痛いほど理解できるようになりました。そんな中、先日夫が元の家族の集まりに参加したとき、「子どもとは無理に近づかなくていいかな。僕にはあなたがいるから」帰ってきてそう言いました。その言葉を、私は素直に受け取れませんでした。夫か長男か、二者択一ではないと頭では分かっている。それでも、気持ちが一人歩きして、夫から遠ざかっていくような感覚がありました。今日は、夫とふたりで駐車スペースを整える作業。心が遠ざかりそうなとき、これまでも一緒に家を整える作業をしてきました。おおざっぱな夫が、私の細やかなやり方に静かに合わせてくれた。その姿勢に、ふと心がふんわりしました。子どもとの距離に迷う日もあれば、夫婦の何気ない一場面で心がそっと戻ってくる日もある。大人世代の再婚は、その両方を行き来しながら
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