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元カレのことなんだけれども

昔ね、ひどいふられ方をしたことがあるんです。いま思い出しても、胸の奥が「え、そこまで言う?」って椅子から転げ落ちるレベルで。そもそもその恋は、最初から叶わないやつでした。立場も違うし、距離も違うし、世界線すら違うんじゃないかってくらいの片思い。「絶対に付き合えない」って、友達に言われたときは、あまりにも正論すぎて、逆に笑ってしまったくらい。でも人生って、たまにバグるじゃないですか。なんだかんだで付き合えるようになってしまって(ここは割愛しますね、長くなるから)それでも、ちゃんと別れは来る。遠距離とすれ違い。誰のせいでもない、よくあるやつ。問題はその“去り際のセリフ”なんです。「俺の人生の唯一の汚点だ」「完璧な人生だったのに、愛してはいけない人と交際してしまった」「これから先、十字架を背負って生きていくような感覚だ」……え?ちょっと待って。私、なにかやらかしました?裏切りとか、借金とか、秘密結社とか、そういうの一切してないんですけど。ただ遠距離で、ただすれ違って、ただ別れただけなのに、最後の最後で “人生の汚点” って、去り際の捨てゼリフ、ハードパンチすぎるやろ。強いがすぎるて。泣いちゃうて。あまりにも強烈すぎて、その瞬間だけ私の人生が漫画みたいにコマ割りされて見えました。「汚点って言われた女、ここに爆誕」みたいなテロップつきで。でもね、今はもう笑えるんです。だって、そんな大げさな言葉を使わないと別れられないくらい、彼もきっと不器用だったんだろうなって。(そしてこんなに失礼な男やったんかと。別れてヨカッター!)恋って、きれいに終わることのほうが少ない。でも、終わり方がひどかった恋
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