困難は分割せよ!『ディバイド&コンカー』
■「困難は分割せよ!」そのままでは解決が難しい「大きく複雑な問題」を「小さな問題」に分割し、それぞれを個別に解決して統合することで、最終的に最初の問題を解決する、という問題解消の手法を意味する『ディバイド&コンカー(Divide and Conquer)』。日本語では「分割統治法」や「分割して統治する」と訳され、ビジネスシーンにおいては、主にプログラミングやソフトウェア開発といった領域に活用されています。この手法はつまり、巨大で複雑な「塊(問題)」であったとしても、「小さな塊化(チャンク)」に分解することで一つずつ着実に「解決(コンカー)」できるようになり、最終的に巨大で複雑な問題が解消できるようになる、という手法のことです。『ディバイド&コンカー』は、哲学的な思考法と歴史的な政治用語が由来になっています。■『ディバイド&コンカー』の起源と由来「困難は分割せよ」を意味する『ディバイド&コンカー』は、古代ローマの政治的統治手法が語源となり、それを哲学的に応用した言葉が由来になって、ビジネスシーンなどでの「効率的な問題解決アプローチ手法」として広く用いられるようになりました。 ◆古代ローマ帝国の服属地域の統治手法が語源に古代ローマ帝国では、服属させたイタリア半島内の都市などの団結・反逆を防ぐため、地域ごとに異なる自治権や市民権を与えて意図的に分断することで、被支配者同士を競わせて統治や管理を容易にしました。この手法のことを「分割統治」「分断統治」・・・『ディバイド&コンカー』と呼ばれています。「Divide et impera(分解して統治せよ」)」というラテン語の格言が語源と言わ
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