グリーンブックを娘に勧めて気づいた、『自分の正義』が通じない相手との向き合い方
最近、次女(中3)とこんな会話をしました。「最近さ、動画で小説紹介とかよく流れてくるんだけど、あれ見てたら本当に読みたくなるんだよね!」わかる〜!と思わず共感してしまいました。私も動画で紹介されている本、つい気になっちゃうタイプです。そしたら次女に聞かれたんです。「じゃあお母さんが見て欲しい映画とかある?」うーんと考えて、すぐに浮かんだ1本が「グリーンブック」でした。これは夫に勧められて私も見た映画で、実話を基に作られています。1962年、人種差別が色濃く残るアメリカを、黒人の天才ピアニストと、彼を送迎する白人ドライバーが一緒に旅する物語です。日本で生まれ育った私たちには想像もつかない視点で描かれていて、見終わったあと、しばらく言葉が出ませんでした。正直、「中学生には少し早いかな」とも思いました。人種差別というテーマは、日本で暮らしていると実感として理解しきれない部分も多いと思います。それでも、「今じゃなくても、大人になってからでもいいから見て欲しいな」と伝えました。このやりとりの後、ふと考えてしまったことがあります。「自分の正義」や「自分の常識」は、当たり前に誰かに通じるものじゃない。グリーンブックの舞台から60年以上経った今も、世界にはまだまだ「知らないと気づけない壁」がたくさんあります。日本人が海外に出れば、逆に差別を受ける側になることだってあります。自分が「普通」だと思っていることが、誰かにとっては全く「普通」じゃない——そんな当たり前のようで忘れがちな事実に、改めて気づかされました。これ、実は仕事の現場にもそのままつながる話だと思うんです。今は会社のチームでも、様々な
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