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「美容のプロだからこそ、娘にすぐ答えは教えませんでした。」

美容師として30年以上。美容の仕事に携わってきました。だから、娘のニキビや肌荒れを見て、「これを使えばいいよ。」「この化粧品がいいよ。」そう答えることは簡単でした。でも、私はあえてそうしませんでした。娘が自分から「どうしたらいい?」そう聞いてくるまで待とうと決めていました。高校生になると、ニキビ。肌荒れ。メイク。たくさんのことが気になり始めます。今はSNSを開けば、「これがいい!」「あれが流行!」そんな情報が毎日のように流れてきます。でも私は、美容のプロとして思うことがあります。本当に大切なのは、高い化粧品ではありません。肌を大切にすることです。私は娘に、最初から高価な化粧品を与えることはしませんでした。それよりも、「どうしてメイクがきれいにのらないんだろう?」「どうしてニキビができるんだろう?」そう考える時間を大切にしてほしかったのです。肌は、一生付き合っていくものです。だから、食事。睡眠。生活リズム。ストレス。そういう土台を知ってほしかった。不思議なことがあります。高価な化粧品を使う時、娘はとても丁寧に扱います。でも、安いものになると、少し雑になってしまうことがあります。私はその姿を見て、「値段ではなく、肌を大切に扱うことが大切なんだよ。」そう伝えました。肌を大切にできる人は、自分自身も大切にできる。私はそう思っています。そして最近、娘が言ってくれました。「ママ、眉毛整えて。」「肌のこと相談したい。」その言葉が、とても嬉しかったのです。母親としてではなく、美容のプロとして頼ってくれた。娘が自分で調べ、悩み、考え、最後に相談してくれた。それは、娘が成長した証でもありました。下
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