デザインを知ると、毎日が少しだけ豊かになるーー第1回 デザインとは何だろう
第1回 デザインとは何だろう「デザイン」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。おしゃれなポスター、美しい家具、洗練されたロゴ、あるいはセンスの良いファッション。きっと人それぞれに思い浮かべるものがあるでしょう。しかし、本当にデザインとは、それだけなのでしょうか。私は昔から、「当たり前」と言われていることに対して、「本当にそうなのだろうか」と立ち止まって考える癖がありました。デザインについても同じです。多くの人が「見た目をきれいにするもの」と考えていますが、私はそれだけではないと思っています。このブログでは、そんな「当たり前」を少しだけ違う角度から眺めながら、デザインというものを一緒に読み解いていきたいと思います。デザインは本当に必要なのか「デザインなんて、生きるためには必要ない。」そう言われれば、確かにその通りです。食べることや眠ることのように、デザインがなければ命に関わるというものではありません。では、本当に必要ないのでしょうか。私はそうは思いません。人は、ただ生きるだけでは満たされない生き物です。美しい景色に心を動かされ、音楽に励まされ、一冊の本に勇気をもらうことがあります。デザインもまた、人の心を豊かにするために存在しています。役に立つから価値があるのではありません。心を動かすから価値があるのです。生きるためには必要ない。それでも、人間らしく生きるためには欠かせない。それがデザインなのではないでしょうか。デザインという言葉のルーツ実は、「デザイン」という言葉そのものにも興味深い歴史があります。英語の「design」は、フランス語の「dessin(デッサン)」、イタ
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