好きな人を考えない時間
目が覚めた瞬間から、お相手のことを考えてしまう。昨日のメッセージを思い返し、返信が来ていないか何度もスマートフォンを確認する。買い物へ出ても、食事をしていても、「あの人ならどう思うだろう」と心のどこかで考えている。好きな気持ちが強いほど、お相手を考えない時間をつくることに、少し罪悪感を覚える方がいます。自分の趣味を楽しんだら、想いが薄れてしまうのではないか。連絡を待つのをやめたら、ご縁まで遠ざかるのではないか。けれど、好きな人を考え続けることと、大切に想うことは同じではありません。恋が心の「待機画面」になるとき返事を待っている間、意識は目の前の生活に戻ったように見えても、心の一部はずっとお相手の前で立ち止まっています。何かを始めようとしても集中できない。楽しい出来事があっても、すぐに報告したくなる。通知音が鳴るたびに身体が反応する。こうした状態が続くと、恋は喜びよりも「待機」に近いものへ変わっていきます。これは執着が強いからと決めつける必要はありません。いつ返事が来るか分からない、次に会えるか分からないという曖昧さに、心が答えを探し続けているのです。分からないことを考え続ければ、いつか答えにたどり着けそうに感じます。けれど、相手の心は、こちらが長く考えた分だけ見えるものではありません。考える時間を増やすより、自分の生活へ戻る時間を持つほうが、見えなかった現実に気づけることもあります。身体を「待つ場所」から連れ出す頭の中で考えるのをやめようとしても、気持ちは簡単には切り替わりません。そんなときは、心より先に身体の居場所を変えてみてください。冷たい飲み物を持って近所を歩く。いつもと
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