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【0034_地業工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 建物を支える「根っこ」の部分、地中の工事は一度埋めてしまうと二度と見ることができません。 だからこそ、施工の瞬間に監理者の「確かな目」で品質を確定させる必要があります。 今回は、見えない安心を築くための地業工事のポイントを凝縮しました!実務のチェックリストとしてご活用ください♪01 杭の「位置」と「傾き」、許容範囲は意外とシビア? 杭の位置がずれたり傾いたりすると、上部の構造体に想定外の力がかかってしまいます。 指針では、杭の平面位置のずれや垂直度の精度を、設計図書や品質計画で明確に定めることを求めています。 特に多数の杭がある現場では、全ての杭が所定の範囲内に収まっているかを、打設後の実測記録で確実に把握することが重要です。参考:監理指針4.1.202 「支持層」への到達、数値だけで判断していい? 杭が設計通りの強さを発揮するには、強固な地盤(支持層)に確実に達していなければなりません。 監理者は、ボーリングデータによる「打込み深度」や「N値」だけでなく、現場で採取された「地盤試料(土のサンプル)」と設計図を照らし合わせて、本当にそこが支持層なのかを総合的に判断します。 数値の裏にある「土の真実」を見極めるのがプロの監理です。参考:監理指針4.3.103 既製杭の「ひび割れ」、搬入時のチェックが命! 工場から届いた既製コンクリート杭に、運搬中の衝撃などでひび割れが生じていることがあります。 指針では、杭に有害なひび割れがないことを目視等で確認することを基本としています。 埋めてしまえば分からなくなるからこそ、トラックから荷卸しする際の「受入れ検査」で一点一点の健全性を確認す
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【0033_金属工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 技術者の皆さま、今日もお疲れ様です!内装や外装のディテールが決まってくると、現場には多くの「金属部材」が運び込まれます。 今回は、天井や壁の下地から手すり、笠木まで、建物の「シャープな造形」を支える「金属工事」から、監理の勘所をお届けします♪01 天井の下地、吊りボルトの「間隔」に妥協は禁物!? 軽量鉄骨天井の下地(LGS)を組む際、天井を吊るボルトの間隔は原則として「900〜1,200mm程度」です。 この間隔が広すぎると、仕上げの重みで天井がたわんだり、揺れに対して弱くなったりします。 指針では、つりボルトの割付けを施工図で事前に検討することを求めています。 ボードを張る前に、全箇所が規定のピッチで整然と並んでいるかを確認するのが監理の第一歩です。参考:監理指針14.4.2(14.4.1関連)02 「異種金属」の接触、数年後のボロボロを招く!? アルミの笠木をスチールのネジで留めるなど、異なる金属が直接触れると「電食(異種金属接触腐食)」が起きます。 湿気を通じて電気化学反応が起こり、片方の金属が急速に錆びてしまう現象です。 指針では、材料の選定段階で適切な絶縁材(パッキンやワッシャー)を挟むなどの配慮を求めています。 「とりあえずあるネジで」という現場の判断を、厳しい眼光で防ぎましょう。参考:監理指針14.1.203 「手すり」の強さは、足元のアンカーで決まる!? 階段やベランダの手すりは、利用者の安全を守る命綱です。 指針では、手すりの支柱が躯体に確実に固定されているかを重視しています。 あと施工アンカーを用いる場合は、事前の引張試験などで所定の支持力が得られるかを確
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【0032_左官工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 職人さんの鮮やかな手捌きで、無機質な下地が美しい平滑面へと変わっていく「左官工事」。 仕上がりの美しさに目を奪われがちですが、実は「乾燥」と「下地との仲良し度」こそが、数年後の浮きや剥がれを防ぐ命綱です。 今回は左官の品質を支える知恵をお届けします♪01 左官の役割は「お化粧」だけではない!? 左官仕上げは見た目を整えるだけでなく、雨風や日光といった外部の劣化要因から建物を保護し、耐久性を向上させる重要な役割を担っています。 単に平らに塗るだけでなく、所定の「塗り厚」を確保することで、構造体を長期間守り抜くバリアを作っているのです。参考:監理指針 15.1.202 気温5度、強風の日は「左官」もお休み!? 気温が著しく低い場合(一般に5℃以下)は施工を避けるのがルールです。低温下では硬化が遅れ、凍結による変質のリスクがあるからです。 また、意外な天敵が「強風」。 風によって水分が急激に奪われると、セメントが十分に水和反応を起こせず、強度が発現しない「ドライアウト」を招くため、適切な養生が欠かせません。参考:監理指針 15.1.403 コンクリートの「デコボコ」加減に合格基準がある!? モルタルを塗る下地となるコンクリート表面の状態は、接着力に直結します。 指針では、どの程度の粗さや処理が必要かを確認するため、写真や実物の「処理限度見本」を活用することを推奨しています。 目荒らしが足りなければ剥がれの原因になり、やりすぎれば躯体を傷めるため、この見本との照合が監理のプロの眼光です。参考:監理指針 15.3.6(図15.3.6) コテ一つで壁の表情を変える左官の技術は、まさに建築
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【0031_屋根及びとい工事】公共建築工事・改修工事 監理指針の豆知識♪

 空から降り注ぐ雨や雪、そして吹きつける強風から建物を守る「屋根及びとい工事」。 普段はなかなか目にすることのない高い場所の工事ですが、ここでの管理の質が建物の寿命を大きく左右します。 今回は、屋根の健全性を保つための知恵を監理指針からご紹介します!01 屋根の性能、雨を防ぐだけじゃない!? 屋根の役割は雨漏りを防ぐことだけだと思っていませんか?実は指針では、雨水に対する「水密性」と同じくらい、風に対する「耐風圧性能」が重視されています。 台風などの強風によって屋根材が剥がれたり飛散したりしないよう、地域の気象条件に合わせた固定方法がなされているかを確認するのが監理の出発点です。参考:監理指針13.1.202 濡れた下地に葺くのは「NG」な科学的理由 雨上がりなどで下地(野地板など)が濡れている状態で屋根を葺くのは厳禁です。 水分を閉じ込めてしまうと、後から結露が発生して下地を腐らせたり、金属屋根であれば錆を発生させたりする原因になります。 指針でも「下地が十分に乾燥していない場合は施工を行わない」と明記されており、乾燥状態の確認は必須です。参考:監理指針13.1.303 金属屋根の「伸び縮み」を侮ると、悲鳴をあげる!? 長尺の金属板で葺く屋根は、太陽熱による温度変化で意外なほど大きく伸縮します。 この「伸び」を逃がす仕組みがないと、金属板が歪んで不気味な音(熱鳴り)を立てたり、固定部が破損して漏水の原因になったりします。 指針では、材料の特性に応じた適切な「遊び」や伸縮処理がなされているかをチェックすることを求めています。参考:監理指針13.2.2 屋根の上は風当たりも強く過
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