催事買取は「立地」で9割決まる|天候と人流という、読めない変数との付き合い方
古物商で独立して催事買取に挑戦したい、という相談をよくいただきます。仕入れや目利きの話は皆さん熱心に聞かれるんですが、意外と見落とされがちなのが「催事は自分でコントロールできない要因に左右される」という点です。私は買取業界で5年以上、店舗買取から始めて出張買取、そして催事買取まで一通り現場でやってきました。その中で断言できるのは、催事買取は店舗買取とはまったく別の競技だ、ということです。店舗買取との一番の違いは「外部要因」店舗買取は、良くも悪くも安定しています。お店の場所は動かないし、客層もある程度読める。集客はチラシやネットである程度コントロールできます。一方、催事買取はそうはいきません。同じ催事場でも、その日の天候と人流で結果がまるっきり変わります。たとえば土日開催で天気が良ければ人は出ますが、雨が降ればお客さんの足はぱたっと止まる。近くで大きなイベントがあれば人が流れるし、逆に吸われることもある。自分の努力ではどうにもならない変数が、売上を大きく左右するんです。これを知らずに「良い品を安く仕入れれば勝てる」と思って入ると、けっこう痛い目を見ます。だからこそ「立地選び」が9割読めない変数がある以上、こちらでコントロールできる数少ない要素に力を注ぐ必要があります。それが出店先(立地)の選定です。具体的には、こういう視点で見ていきます。その催事場に、どんな年齢層・購買層が集まるのか過去にどんなジャンルの催事で人が入っているか周辺の交通量や、近隣施設との相乗効果があるか天候の影響を受けにくい屋内か、天候リスクを織り込むべき屋外かこうした条件を事前に読んだうえで出店を決められるかど
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