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だれが何と言おうと、「サイコー!」

年に1度くらい映画館で映画を観る、鈴音です。このたび話題の「Michael」を観ました。1970年生まれの私は、世界で一番かっこいい音楽として、マイケル・ジャクソンのカセットを聴いていたことがあります。それは15歳のころ。田舎の高校生だった頃です。限界集落とよばれる地域に生まれ育った私のまわりには、レコード屋、CDショップなどなく、たまに見るテレビの音楽を聴くくらいしか、音楽という文化との接点がありませんでした。そのテレビは父母の寝室と祖父母の寝室にあるだけだったので、よほど見たい番組があるときしか見ませんでした。そのようななかで3歳年上の姉が、短大に進学して都会に出ました。帰省するときに、マイケル・ジャクソン、マドンナ、シンディローパーのカセットを持って帰ったのです。姉は「日本のアイドルの音楽なんて聴かなくていいからこの曲をきいておきなさい、世界で一番かっこいい音楽だから。」と言い放ちました。日本のアイドルを愛する人からするとひどい暴言です。田舎から都会に出て、「どんな音楽を聴いているの?」と聞かれた時に、マウントをとれるのは洋楽という意味だったのでしょう。私と妹は、素直に聴きました。もちろん、歌詞の意味は分かりません。いいのか悪いのかもわかりません。カセットなので、マイケル・ジャクソンが踊りながら歌っていることは知りませんでしたが、カセットデッキの前に正座をして聴く音楽ではないことはわかりました。そこで、マイケル・ジャクソンの音楽をかけたときは姉妹で美容体操をしました。腹筋、腰ひねり、自転車こぎなどをしながら「フォーッ」などと合いの手を入れていました。思い返せば、教室でムー
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