【1-6】失敗するということ
失敗するって、どう思いますか?恥ずかしい?できればしたくない?それとも、子どもには失敗してほしくない?私は、誰かが失敗した話を聞くと、つい「よかったじゃん」と言ってしまいます。もちろん、失敗した本人からすると、何が良かったんだと思うかもしれません。悔しいこともあります。恥ずかしいこともあります。できれば経験したくないこともあります。それでも私は、失敗には価値があると思っています。成功した経験も大切です。準備をして、努力をして、その結果として上手くいくこともあります。意味が分からずにやっていた経験。たまたま上手くいくこともあります。運良く良い結果になることもあります。もちろん、それも経験です。一つの「点」になります。でも、失敗には必ず理由があります。なぜ上手くいかなかったのか。何が足りなかったのか。何を見落としていたのか。失敗すると、考えざるを得ません。次はどうしよう。何を変えよう。どうしたら上手くいだろう。成功した時よりも、失敗した時の方が考えることは多いのかもしれません。だから私は、失敗した子に「よかったじゃん。引き出し増えたね」と伝えることがあります。成功した時には見えなかったこと。やってみたから分かったこと。失敗したから気づけたこと。そういう経験が、少しずつ自分の中に積み重なっていくと思うからです。前に書いた、ばあちゃんの言葉。「若いうちの苦労は買ってでもしなさい」当時は正直、よく分かりませんでした。でも今なら、苦労そのものをしなさいということではなく、色々な経験をして、失敗をして、そこからどう向き合い、どう乗り越えるかを経験しなさい。ということだったのかもしれません。失
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