世界一周で学んだ判断
家族5人で世界一周をしていると、毎日のように判断を迫られます。進むか。休むか。予定を変えるか。そのまま行くか。一見すると旅の話ですが、実はこれは日常とあまり変わりません。私たちの人生も、判断の連続だからです。世界一周に出る前、私はもっと特別な決断が必要になると思っていました。しかし実際に大変だったのは、大きな決断ではなく小さな決断でした。今日は移動するのか。子どもの体調で予定を変えるのか。宿を延泊するのか。この道を進むのか。引き返すのか。そのたびに感じたのは、完璧な判断など存在しないということです。例えばペルーでは、妻が体調を崩して宿を延泊したことがありました。予約も予定も変わる。お金もかかる。でも、その時に優先したのは「予定」ではなく「家族」でした。結果的にその判断は正しかったと思います。なぜなら、私たちが旅をしている目的は、予定を守ることではなく、家族で旅を続けることだったからです。旅を続ける中で、私が大切にするようになった考えがあります。それは、正解を探すのではなく、何を優先するかを決めること。という考え方です。判断に迷う時、私たちは未来を完璧に予測しようとします。でも未来は分かりません。だからこそ、未来を当てるより、今の自分が大切にしたいものを確認する。その方が判断しやすくなります。これは旅だけではありません。仕事も、子育ても、身体との付き合い方も同じです。迷った時は、正解を探す前に考えてみてください。「私は何を大切にしたいのか」その答えが見えてくると、次の一歩も見えてきます。世界一周で学んだことはたくさんあります。でも一番大きかったのは、人生を前に進めるのは正解ではな
0