ペットロス―ほっとする自分を責めてしまうとき
このブログでは、ペットと暮らすすべての飼い主さんに向けて、こころのケアや、しっぽちゃんとの暮らしの中で抱えやすい悩みについてお話ししています。ペットとの別れは、悲しみだけで終わるとはかぎりません。 こころのどこかに、言葉にしづらい感情が混ざることがあります。たとえば、長い間行方がわからなかったとき。 どうなったのか想像するしかない時間が続いたとき。 過酷な闘病生活が続いたとき。人は、ずっと張りつめたままでいることはできません。 だからある瞬間、ふっと息をつくような感覚が生まれることがあります。 「あの子は自分の意思で出て行ったんだ」「外で楽しくやっているだろう」「看病疲れから解放されてよかった」けれどその直後、別の感情が胸の奥で動き出します。「ほっとしてしまった自分は冷たいのではないか」 そんな思いが、静かに自分を責めはじめるのです。■ 罪悪感は、愛情の裏側に生まれる大切な存在に何かが起きたとき、人は出来事そのものよりも、自分の行動や判断を何度も振り返ります。あのとき確認していれば。もっと気をつけていれば。自分が違う行動をしていたら。そうやって、終わった出来事の中に何度も戻ってしまいます。でも、その繰り返しは「無関心だった人」には起きません。罪悪感は、それだけ濃密に関わっていた証拠です。■ 愛情は、目に見える形だけではないペットとの関係は、いつも理想的な形とはかぎりません。忙しい日常の中でお世話をしたり、家族の中で役割が偏ったり、戸惑いながら向き合うこともありますよね。それでも、放っておけなかったこと。気にかけていたこと。どこかで思い続けていたこと。そうした時間もまた、確かな関
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