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頭から離れない人には、理由がある

夜になるとふわりと漂ってくる、あの甘い白い花の香り。 ジャスミンです。 小ぶりな白い花が、しずかに夜の空気に溶けていく。派手さはないのに、気づいたら頭から離れない。そういう香りって、なんだか人の気持ちに似ているなと思うことがあります。ジャスミンの花言葉は「誘惑」。 この言葉の背景には、クレオパトラの話があります。古代エジプトの絶世の美女として知られる彼女が、ジャスミンの香りを愛し、香水として用いていたとされています。その官能的で甘い芳香が、時代を超えて「誘惑」という言葉を呼び込んだのだろうと思います。誘惑、という言葉を聞いて、どんな顔が浮かびますか。 恋愛でいうとそれは、わかってはいるけれど引き寄せられてしまう相手のことかもしれない。連絡しないほうがいいとわかっている。でも気づいたらまた名前を検索している。会うたびに後悔するのに、誘われたらすぐに行ってしまう。そういう経験、ありませんか。 以前、こんな相談がありました。 30代の女性で、3年ほど付き合いのある男性のことが頭から離れないとのことでした。好きかどうかも正直わからない。でも連絡が来ると胸が揺れて、会うたびに自分の気持ちがかき乱される。「この人は私にとって何なのか、霊視で視てもらえますか」というご依頼でした。 視えてきたのは、強い縁の糸でした。今世だけの縁ではなく、何度も繰り返してきた魂のつながりのようなものが感じられました。ただ、その縁は彼女を幸せにする方向ではなく、課題を与える方向で働いていた。それが、いつまでもすっきりしない感覚の正体でした。 霊視でそれを視た後、彼女の表情が変わりました。「なんかずっと、自分がおか
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