絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

わからないと言える設計者が、いちばん強い

機械設計の仕事をしていると、 「わからない」と言いにくい瞬間があります。 打合せ中。 客先がこちらを見ている。 営業も、製造も、答えを待っている。 そのとき、本当は不安でも、 ついこう言ってしまうことがあります。 「大丈夫です」 「できると思います」 「問題ありません」 設計者として、弱く見られたくない。 プロとして、頼りなく思われたくない。 その気持ちは、よくわかります。 しかし、私は長年この仕事をしてきて、 はっきり断言できることがあります。 わかったふりをすることが、いちばん危険です。 ⸻ 設計の問題は、後から必ず表面化する 機械設計の怖いところは、 間違いがその場では見えないことです。 図面を書いた瞬間は、完成しています。 CADの中では、すべてが問題なく動きます。 しかし、 ・組立のときに工具が入らない ・干渉して動かない ・強度が足りない ・メンテナンスができない 問題は、必ず現場で発覚します。 しかもそのときには、 製造が始まり、部品が発注され、 多くの人が動いた後です。 「実は、よくわかっていませんでした」 その一言が、もっと早く言えていれば、 防げた問題は数えきれません。 ⸻ 本当に信頼される設計者は、正直な人 若い頃の私は、 何でも答えられる設計者が優秀だと思っていました。 質問されてすぐ答えられる人。 迷いなく判断できる人。 そういう人が、強いと思っていました。 しかし、部長になり、 多くの設計者を見る立場になってわかったことがあります。 本当に信頼できる人は、 こう言える人です。 「勉強不足ですいません。これどういう意味ですか?」 「この仕様、私は、イメ
0
1 件中 1 - 1