七龍神の声を聴く|第1話 私の守護龍神との出逢い
奈良・春日大社は、私にとって特別な場所でした。
広大な境内。
神の化身として歩き回る鹿たち。
参拝のあとに立ち寄る茶屋のスイーツも、いつも楽しみにしていました。
神社巡りをする友人と何度も訪れた、慣れ親しんだ場所です。
春日大社には、大きな大社のほかに、境内にいくつもの小さな神社が点在しています。
その日は大社だけでなく、そうした小さな社を巡っていました。
そのひとつが、金龍神社でした。
2023年12月に、狛犬のように口を開けた阿形(あぎょう)と閉じた吽形(うんぎょう)の龍が対になった金龍像が2体設置されていますが、
それよりかなり前なので、その頃はひっそりとしていて静寂な空気が漂っていました。
近づいたとき、すでに参拝している方たちの姿がありました。
スーツ姿の男性が二人。
静かに、祝詞を唱えていらっしゃいました。
金龍神社に着いたちょうどそのとき、祝詞が終わりました。
二人はそっと神社をあとにされました。
残されたのは、落ち着いた、静かな空気だけでした。
今日ここに参拝できたことへの御礼を伝えました。
私はいつも、神社や祠に参拝するとき、正面からだけでなく、
裏に回れるときは裏側からも御礼を伝えるようにしています。
正面でお参りを終えたあと、祠の裏側へ回りました。
そして、深く一礼をした—その瞬間でした。
背中の中央に、電気が走りました。
ビリビリ、と。全身に広がるような、確かな感覚。
最初は何が起きたかわかりませんでした。
武者震いのようなその感覚に、何か悪いことが起きたのかと不安になりました。
でも、体調が悪くなるわけでもなく、気分が乱れるわけでもなく。
ただ、背中の
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