【BCPは“どの会社”から必要なのか?】
――実は「会社の大きさ」ではありません「BCPは大企業がやるもの」そう思われることがあります。しかし実際には、BCP(事業継続計画)は、“会社の規模”だけで決まるものではありません。むしろ重要なのは、「止まると困るものを持っているか?」です。たとえば、・介護事業・建設業・運送業・医療・食品・製造業などは、人命地域インフラ物流生活維持と深く関係しています。そのため、災害時でも、「完全停止できない」という特性があります。だからこそ、BCPとの関係が非常に深くなります。しかし一方で、「普通の会社には関係ない」というわけでもありません。現在発生している“ナフサショック”のように、原材料価格高騰物流混乱燃料問題エネルギー問題などは、一見すると災害ではありません。しかし実際には、「事業継続を脅かす危機」です。つまりBCPとは、地震対策だけではなく、・感染症・停電・通信障害・物流停止・サイバー障害・人材不足・資源枯渇・原材料高騰・エネルギー供給問題など、“会社を止める可能性があるもの”全体を考えるものです。特に中小企業では、「売上減少」よりも先に、・人がいなくなる・材料が入らない・燃料が確保できない・資金繰りが止まる・取引先が停止することで、急激に経営が苦しくなる場合があります。BCPでは、こうした問題に対して、「その時どうするか?」を事前に整理します。例えば、・何を優先して守るのか・どこまで維持するのか・何を停止するのか・撤退ラインはどこか・代替手段はあるか・在庫はどれくらい必要か・資金は何か月耐えるかなどです。つまりBCPとは、単なる防災マニュアルではありません。経営と深く結びついた、“
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