プライドと見栄を捨てたら、驚くほど身軽になった。
「完璧を目指すのが、プロの仕事だ」「いい車に乗って、いい服を着るのが成功だ」20年間、僕はそんな「数字」と「見栄」が支配する世界にいた。自動車ディーラーでの営業、貴金属買取、訪問営業。自ら起業し、組織を動かそうとした時期も、多様な対人サービスの最前線に立った時期もある。あらゆる現場で、人間の欲望や本音が剥き出しになる瞬間を見てきた。自分を大きく見せることに必死だった時期もある。だが、紆余曲折を経て「ハレケラボ」を始動させた今、僕はそのプライドも、自分を飾り立てるための見栄も、すべてゴミ箱に捨てた。代わりに手に入れたのは、圧倒的な「身軽さ」と「機動力」だ。1. 完璧という呪縛を解き、現場の違和感に従うビジネスは結果が全てだ。最終的に完璧な成果を出すことが嘘だとは言わない。ただ、最初から「完璧」という形にこだわりすぎて動けなくなるのは、現場ではリスクでしかない。会社の看板を背負った営業も、自らハンドルを握った起業も、建前が一切通用しない泥臭い現場も、20年かけて渡り歩いてきた。その過程で払った多額の「授業料(失敗)」こそが、今の僕の武器だ。理屈やデータで判断する前に、現場の空気から「これは筋が悪い」と察知する。その微かな違和感を無視しない「判断基準」こそが、致命的なミスを未然に防ぐセーフティネットになっている。2. 10万の軽自動車とワークマン。これが僕の「武装」だ今の相棒は、10万円の中古の軽。仕事着はワークマンだ。かつての自分なら、見栄が邪魔をして選べなかっただろう。でも、見栄という「高すぎる固定費」を削ぎ落とした今の僕は、誰よりも速い。高い維持費のために働く時間を捨て、AIを
0