二律背反に悩むのは、間違っていない
人はよく迷う。進むべきか、やめるべきか。本音でいくか、空気を読むか。どっちを選んでも、どこか引っかかる。この状態、実はちゃんと名前がある。それが「二律背反」。どちらも正しいように見えるのに、同時には成立しないもの。例えば。自由に生きたい。でも、安定も欲しい。どっちも大事。どっちも間違っていない。でも、両方を完璧に満たすのは難しい。だから、人は悩む。ここで多くの人がやってしまうのが、「どっちが正しいか」を無理に決めようとすること。でも、本当は違う。二律背反に答えはない。あるのは、「どちらを選ぶか」だけ。しかもその選択は、一度決めたら一生変えられないものじゃない。その時の自分に合った方を選べばいい。大事なのは、迷っている自分を否定しないこと。優柔不断でもいい。悩んでいるということは、それだけちゃんと考えているということだから。むしろ、迷わず決めてしまう方が危ないこともある。人は、揺れながら進むもの。そして、その揺れの中で、自分にとって何が大事かが見えてくる。だから。もし今、どちらを選べばいいか分からなくなっているなら。無理に答えを出さなくていい。一度立ち止まって、自分の気持ちをそのまま受け取る。その上で、「今の自分が納得できる方」を選ぶ。それで十分。二律背反に悩むということは、ちゃんと自分の人生と向き合っている証拠。だから、間違っていない。その迷いも含めて、自分の選択にしていけばいい。
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