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いつものところに、いつもの時間に

大したことじゃないけどずっと心のどこかに引っかかっていることがある。文章にしたら少し軽くなるかな、と思って書いてみる。小学6年生のとき、ユカちゃんと仲が良かった。毎日のように放課後も一緒に遊んでいて、合言葉は「いつものところに、いつもの時間に」。それは、サンリオに15時30分、のことやった。小学校を卒業するとき、「ユカちゃんが20歳になる誕生日、6月9日に、いつもの時間に、いつもの場所で会おう」そんな約束をした。そのあと、中学3年生で同じクラスになったけど、あの頃みたいに仲良く過ごしたわけじゃなかった。気まずかったわけでもないけど、特別な何かが続いていたわけでもない。ユカちゃんが20歳になる日。私は、その約束を覚えていた。でも、行かなかった。会って何を話していいかわからない。もしかしたら、私だけが行くことになるかもしれない。たぶん、そんなことを考えていたんやと思う。覚えていたのに、行かなかった。そのことが、今でもときどき、小さな棘みたいに心の奥から顔を出す。後悔、というほど大きなものじゃない。でも、なかったことにもならない。あれから、もう20年近く経つ。今なら、行けたかな。……いや、どうやろな。12歳のころは、20歳ってものすごく大人やと思ってた。でも今から振り返ると、まだまだキューピーちゃん。ユカちゃんは実家暮らしやったから、場所的にも時間的にも、そんなに無理な約束じゃなかったはず。もし、ユカちゃんが一人で待ってたとしたらと思うと、ちょっと申し訳ない気持ちにもなる。約束の日から一年くらい経った中学校の同窓会で、ユカちゃんに会った。でも、お互いそのことには、何も触れなかった。言
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