勉強中のBGM、実は逆効果かもしれない話
「音楽聴きながら勉強した方がはかどる」の真実カフェで勉強する人、イヤホンで音楽流しながらテキスト読む人、多いですよね。でも、研究の結論はけっこうシビアです。音楽は、基本的に勉強のジャマになる。特にダメなのが「歌詞のある音楽」。読書中に歌詞つきの曲を流すと、理解力が明確に下がることがわかっています。なんでジャマになるの?これ、すごくシンプルな話で。脳が「文字を読む」のと「歌詞を聞く」のを同時にやろうとすると、言葉を処理する部分がパンクするんです。電話しながらメールを読むと、どっちも頭に入らないですよね。あれと同じことが、歌詞つきの曲で起きてます。しかもこれ、大人でも子どもでも差がありませんでした。「慣れれば大丈夫」ってことはなさそうです。じゃあ何を流せばいいの?研究をまとめると、こうなります。- 歌詞あり(J-POP、洋楽) → ×(最もダメ)- 歌詞なし(ピアノ、ジャズ) → △(軽い作業ならOK、難しい内容だと微妙)- 環境音(雨音、カフェ雑音) → ○(影響が少ない)- 無音 → ◎(迷ったらこれが一番安全)「音楽がないと集中できない」と感じている人も、一度無音で30分だけ試してみてください。意外と、静かな方が頭に入ることに気づくかもしれません。環境を整えたら、次は「素材」を整えようせっかく集中できる環境を作っても、勉強素材がイマイチだともったいない。あなたの教材にぴったりの暗記カードがあれば、集中した時間がそのまま成果になります。この記事の内容は、読書中の聴覚妨害に関するメタ分析(2018年)およびBGMと認知タスクに関するレビュー(2022年)に基づいています。
0