将来、家族を持ちたいと思っているあなたへ ③『ドメスティックバイオレンス』
~心理カウンセラー セルフリスペクト~コロナ禍になり、社会の中で将来への不安が増すことで、DV(ドメスティック・バイオレンス、配偶者や恋人などから暴力を受けること)の相談件数が、コロナ禍前の2019年度に比べて、2020年度は、約 1.6 倍急増しているそうです。
これは、内閣府が発表した結果で、増加件数は70,754件にもなります。
※暴力・・・身体的、精神的(暴言・モラハラなど)、経済的、性的、社会的隔離
最近では、タレントの熊田曜子さんの夫によるDV事件もニュースになりました。
DVの被害にあったらどうなるのか、DVの加害者とはどういう考え方をするのかを知っておくことはとても大切だと思いますので、下記に「DVをはかるチェックリスト」をご紹介します。
DVの加害者は、社会のいたるところにいます。
10代から高齢者までいますし、学歴、人種、宗教、職業、地位、富裕、貧困、性格などに関係なく存在しており、パートナーに対して暴力をふるうとき以外は「良い人」です。
DV加害者は、家族という密室の中で子どもに対しても、暴力や虐待を行うケースが多くあります。そして、その行為は時間とともにエスカレートします。
もしもあなたが、この人のそばにいると不安や恐怖を感じるとか、自分を責めるようになって自己否定感が強くなったなどと感じたら、独りで悩まずに誰かに相談してくださいね。
(森田 42)
第3章 DVをはかるチェックリスト
(前略)
次のチェックしストで該当する項目が一つでもある人は、DVの被害者である可能性が大変に高いといえます。「彼」とは夫、前夫、愛人、恋人などを指します。
▢ 彼の機嫌
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