ラグジュアリーとプレミアムの違い(昨日の続き)
プレミアムは「機能」を売る。ラグジュアリーは「意味」を売る。この言葉を聞いたとき、正直、最初は少しきれいごとにも聞こえました。でも、アーティストのライブの席の話を思い出して、少しずつ考え方が変わっていきました。ライブでは、SS席だけ極端に高いことがあります。あれは、「近くで大好きなアーティストを見る」という特別な意味があるからこそ、高い値段でも成立しているのだと思います。そして、SS席が高く売れるからこそ、他の席を安くすることもできる。今まで僕は、「前のほうの席やから高いんやな」くらいにしか考えていませんでした。でも、「意味を売っている」と考えてみると、この仕組みは、なんだかよくできているなと感じました。ここまで考えて、僕はふと、自分の仕事のことを思い出しました。自分は、何を売っているんだろう。機能なのか。それとも、意味なのか。難しい理屈や言葉なら、ChatGPTやGoogle Geminiに聞けば、いくらでも答えは返ってきます。それでも、なぜ人は、わざわざ誰かに電話をかけるのか。その理由を考えていくと、やっぱり売っているのは「機能」ではなく、「意味」なのだと思いました。――意味を、売っていますね。
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