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帳票は、一覧表から作るもの

業務で使う帳票には、さまざまな種類があります。出荷伝票、納品書、請求書、発注書、仮伝票。使用物品明細や、保管用の一覧なども含まれます。形式は違っても、元になっている情報は、ほとんど同じです。にもかかわらず現場では、帳票ごとに直接入力したり、一覧表からコピー&ペーストしたりして処理していることが少なくありません。すでに一覧表があるのに、それを途中で書き写す。この「途中の転記作業」が、手間にもなり、ミスの原因にもなります。だから私は、帳票は直接入力しない前提で設計します。入力するのは一覧表(明細)だけ。帳票は、その一覧表を元に自動で作成・出力されるものとして扱います。一覧表から帳票へ、人の手で書き写す工程は挟みません。こうしておくと、帳票を作るたびに「どこを入力するんだっけ」と考える必要がなくなります。元データが1つなので、数字や表記がズレることもありません。帳票を自動で作成する仕組みは、単なる効率化ではなく、業務を安定させるための設計です。入力・転記・修正といった人の判断が入る工程を減らすことで、誰が作業しても同じ結果になります。前段で一覧表を整え、後段で帳票を自動生成する。この流れを作っておくと、帳票が増えても、業務は破綻しません。帳票は、作業として入力するものではなく、一覧表の結果として出力されるもの。そう考えて設計しています。
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