「まじめに、ゆかいに」──音楽の奥深さを楽しむコツ
◾️深刻でも軽々しくもない、 “まじめな楽しさ” を
音楽を学んでいると、
「まじめにやろう」と思うほど、どこか“深刻”になってしまう。
逆に「たのしくやろう」とすると、“軽々しく”感じられてしまう。。。
そんな風になることはないでしょうか?
音楽はそのどちらにも偏らないもの、なんですよね。
聴くときの私たちは、ただ心地よく、自然に“いい気分” を味わっています。
むずかしい理屈を考えなくても、音がスッと心に入ってくる。
音楽には、そんな「やさしさ」と「深さ」が共存しているのです。
◾️井上ひさし氏の言葉に学ぶ「表現の深み」
劇作家・井上ひさし氏の有名な言葉に、私がいつも励まされているフレーズがあります。
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
ゆかいなことはあくまでゆかいに」
音楽にも、まさにこの精神が流れています。
深く追求すればするほど「むずかしい」世界が見えてくる。
けれど、聴く人の前ではそれを“やさしくおもしろくゆかいに”届ける。
それが表現者の醍醐味であり、音楽という芸術の素晴らしさなんだと思います。
◾️学びながら「ゆかいに伝える」演奏者へ
私たち演奏者が磨いているのは、
単なる技術や知識ではなく、「奥深いことを、やさしく伝える力」
その音に“ゆかいさ” が宿るとき、聴く人の心は自然と動かされます。
だからこそ、私たちは
「まじめに真剣に、たのしく」学びたいのです。
深刻になりすぎず、軽くもならず。
音の中に、あなたらしい“自由な響き”が息づくように——。
おわりに
音
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