折々に・・・④
結構続いてます。つれづれに・・・は映像の感想、折々に・・・は本もしくは朗読の要約、かな。折々に・・・は時間がかかるので2,3日かかります。今回も江戸川乱歩先生です。・パノラマ島奇譚 M県の太平洋に浮かぶ沖ノ島といわれる小さな無人島はいつからか富豪の菰田家の所有になり資材や人が入ってきて何やらやっている、ひょっとしたら菰田家の当主は気が違ったか、とうのには訳があって癲癇の持病で亡くなった当主が埋葬がすんでから生き返ってきてそれ以来様子がおかしいらしい。東京某所に人見廣介という物書きがおりいつも夢想ばかりしていた、ある日友人が訪ねてきて同級生で富豪の菰田源三郎が癲癇で亡くなったという、人見と菰田は双子と揶揄されるほどそっくりだった友人は最近の写真を見せて5,6年たっているがそっくりだという。友人が帰って一人になると色々な考えが浮かぶ、癲癇で仮死状態で埋葬され生き返った例はある(今は亡くなってからすぐに埋葬はしないし火葬なのでその心配はない)ことを考えて、もし成功すれば菰田家の潤沢な資金で自分の夢想していたユートピアができると思った。人見は準備に取り掛かった、まず自分の自殺を偽装し次に菰田家の周辺を調べつくして、いよいよ菰田の遺体を違う墓に移して経帷子を着て坊主にして朦朧として徘徊した。発見され菰田家に入りしばらくは様子を見ながらよく覚えていない体ですごした。彼が一番恐れたのは菰田の未亡人千代子だった。少しづつ周りや親族を懐柔していき、ユートピアの建設を進める中、あるばん酔って美しい千代子に寄り添ってしまう千代子は元の菰田ではないと気づいてしまう。ユートピアの完成がまじかに迫ったとき
0