言葉が人を変えていく──両親から学んだ「人生の宿題」
先日、娘と何気ない会話をしていたとき、
ふと自分の口から出た言葉が妙に腑に落ちました。
私は子どもの頃、
両親がほぼ毎日口喧嘩をしているのを見て育ちました。
そのせいで「結婚」に夢も希望も持てず、
実際に私は結婚と離婚を二度ずつ繰り返し、
今に至っています。
両親は今も離婚せずに一緒にいますが、それは
「思いあって支え合う関係」
ではありませんでした。
母が思うように動けなくなってからは、
父がイライラすることが増え、
母も感謝するどころか文句ばかり…。
このままでは最悪の状態になると父から懇願され、
母をグループホームに入居させ、
二人を引き離すことにしました。
ところが──。
この猛暑で父もホームに長期滞在することになり、
スタッフさんの話では、
二人は仲良く過ごし、
毎日、お互いを訪ね合っているようです。
「どうしてる?」「元気でやってるか?」とか
お互いを気遣う姿が見られるというのです。
私は娘に話しました。
「第三者の目を意識する環境だからこそ、
やっとお互いを思いやれるようになった
のかもしれない」と。
最初は“ポーズ”だったのかもしれません。
けれど、思いやる言葉を発し続けているうちに、
だんだんと気持ちや行動も伴ってきたのでしょう。
その姿を見て、改めて気づきました。
やっぱり
声に乗せた言葉は、
人の気持ち(マインド)に大きな影響を与える
のだと。
そして、もうひとつ思ったことがあります。
人はきっと、人生の最後の最後まで、
置き忘れてきた“宿題”をやり直すように、
学びのチャンスを与えられているのだな、と。
逃げたり、スルーしたりはできない。
けれど、それは
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