【元島純貴】顧客の「潜在ニーズ」は夏に咲く
太陽がギラギラと照りつけ、街全体がレジャー気分に包まれるこの季節。フリーランスのシステムエンジニアとして活動する僕が、この時期に特に意識するのは、「顧客の潜在ニーズ」の発見だ。ココナラでサービスを提供している皆さんも実感しているかもしれないが、この時期、いわゆる「駆け込み寺」的な、緊急性の高い依頼が減り、比較的、検討期間が長い、あるいは将来を見据えた相談が増える傾向にある。まるで、夏の昼下がりのように、時間がゆっくりと流れる中で、顧客自身も自社の課題を深く掘り下げ、**「本当に欲しいもの」**をじっくりと考えるようになるかのようだ。僕はこの現象を**「潜在ニーズの芽吹き」**と呼んでいる。普段のプロジェクトでは、具体的な要件が明確に提示され、そのタスクをいかに効率よく、高品質でこなすかが求められる。しかし、この時期の相談は、まだ曖昧な「モヤモヤ」や、「こういうことができたらいいな」という漠然とした願望からスタートすることが多い。例えば、「今の業務が煩雑で…」という相談から、「実はもっとクリエイティブな仕事に時間を割きたい」という本音が見え隠れしたり、「新しいWebサービスを考えているんだけど…」という話から、「将来的に海外展開も視野に入れている」という壮大なビジョンが見えてきたりする。これは、僕らフリーランスにとって、単なる「仕事の依頼」ではない。顧客がまだ言語化できていない、あるいは自分でも気づいていない**「ビジネスの真の課題」や「未来への可能性」を共に探り、形にしていくチャンス**なんだ。まるで、夏の夜空に、小さな花火が上がり始めるように、顧客の頭の中にあった漠然としたア
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