「強みなんてないと思ってた。でも——」
ずっと思っていた。自分には“これ”といえる強みなんて、ないんじゃないかって。目立つスキルもないし発信力もないし特別な結果を出してきたわけでもない。だけどある日、こんなことを言ってもらった。「その静かに寄り添ってくれる感じこっちが安心して言葉を探せるようになるんだよね」って。え、それが…強み?そう思った瞬間これまで“地味”だと思っていた自分の感覚が少しだけ、愛おしく思えた。たぶん私は、誰かの中にある“ことばになる前の感覚”をただ静かにちゃんと見ているだけなのかもしれない。それが「強み」だって気づけた日はちょっとだけ自分を好きになれた日だった。
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