「あの人は、なんであんな態度?」と考え込んでしまう方へ
「あの人のあの態度は、どういう意味なんだろう?」「あんな言い方をするなんて、私のことを嫌っている?」日々の生活の中で、他人の言動の裏側にある「本音」や「意図」を憶測し、時には、考えすぎて夜も眠れなくなったり、相手に対して疑心暗鬼になったりすることありませんか?・・私はあります💦実は、この相手への「深読み」が止まらなくなるのには、ちゃんとした理由があります。 社会心理学の知見を借りながら、その仕組みと、少し楽になるための見方を整理してみます。私たちは「状況」よりも「性格」のせいにしたがる誰かが自分に対して失礼な態度を取ったとき、即座に「あの人は性格が悪い」と決めつけてしまいそうになります。しかし、実際にはその人はたまたま体調が悪かったり、直前に不快な出来事があっただけかもしれません。社会心理学では、行動の原因を「その場の状況」ではなく「その人の性格や心」に求めてしまう傾向を「対応バイアス」と呼びます。なぜ私たちは、あえて「状況」を無視して「心」のせいにしたがるのでしょうか。それは、「この人はこういう人だ」と決めておくほうが、次の行動を予測しやすくなるからです。もし、行動が「その場限りの状況だけ」で決まっているとしたら、私たちは相手とどう接していいか分からなくなります。相手がどんな人か分からないって、ちょっと怖いですよね・・つまり、対応バイアスは不安定な人間関係に「予測可能性」という安心感を与えてくれるんです。ただし、これが暴走すると、何気ない相手の行動を「悪意」と読み取ってしまうことがあります。 「深読みで自滅する」とは、まさにこの状態のことで・・・私も苦い経験があります。バイア
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