「試合は見に来ないで!」に隠された、子どものホンネとは?
子どもがバスケットボールをしています。そのチームに、少し気になる子がいます。彼は、試合に時々しか出ていないのですが、親には「毎回出ている」と言っているようなのです。だから、「試合は見に来ないで」と、親に強く言っているそうです。まるで、出ていない姿を知られてはいけないかのように。一見すると「嘘をついている子」「親に反抗している子」と見えるかもしれません。けれどその裏側には、きっと誰にも見せていない心の葛藤があるのだと思います。本当は出たい。でも出られていない。応援してくれている親を、がっかりさせたくない。心配されたくもないし、責められたくもない。だから、現実を知られないようにしている。そんな風に、「嘘」ではなく、「自分を守る手段」として、彼は“出ていること”を装っているのかもしれません。子どもにとって、親の期待は時にとても大きなものです。「応援してるよ」「期待してるよ」の言葉が、「ちゃんと活躍しなきゃ」「出られない自分はダメなのかも」というプレッシャーに変わってしまうこともあります。そして親の方も、「がんばってる姿を見たい」「応援したい」と思っているだけで、まさかそれが子どもを苦しめているとは、気づけないことがほとんどです。親子のすれ違いって、ほんの小さな誤解や遠慮から生まれることが多いもの。この子が「見に来ないで」と言ったとき、そこには“愛されたい”という思いが、形を変えて隠れているような気がします。子どもの心って、本当に奥が深い。行動の裏には、その子なりの理由や思いが隠れていてそれがわかると、見える景色がぜんぜん違ってきます。もしあなたが、「うちの子、なんでこういうこと言うん
0