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何がつらいのかわからない日も、話していい

なんとなく心が重い。何か嫌なことがあったわけでもない。悲しいとも違う。怒っているわけでもない。でも、なんだか苦しい。そんな日ってありませんか?「何がつらいの?」と聞かれても、自分でもうまく答えられない。理由がわからないから、「こんなことで落ち込んじゃダメかな」「気のせいかな」と、自分の気持ちまで否定してしまうことがあります。でも、気持ちは必ずしも言葉にできるものばかりではありません。疲れが重なっていたり、我慢が少しずつ積み重なっていたり、気づかないうちに心が「少し休みたい」と伝えていることもあります。だから、理由がはっきりしていなくても大丈夫。「なんだかわからないけど、今日は少ししんどい。」その一言だけでも十分です。無理に気持ちを整理しようとしなくても、誰かに話しているうちに、少しずつ自分の心が見えてくることもあります。言葉にならないモヤモヤも、ひとりで抱え込まなくて大丈夫。あなたのペースで、少しずつ話してくださいね。
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「その日の天使」は今日もあなたの側にいます

こんにちは。エンジェル真心(まこ)です。・.。 ✡。:* .・゚.゚・. *̣̩今は亡くなられた作家の中島らもさんのエッセイの中で『今日の天使』というものがあります。ひとりの人間には必ず「その日の天使」がついていて少女や子どもや犬などその日によっていろんな姿で現れるそうです。でも、心技体が絶好調の時にはその天使は見えなくて。絶望的な時にこそ、その存在を感じられる。それは、とても落ち込んで例えば死のうと考えている時に突然かかってくる電話だったりふと開いた画集の絵に救われることだったり。それらはその人にとっての「その日の天使」なんだそうです。・.。 ✡。:* .・゚.゚・. *̣̩確かに、これまでの人生を振り返ってみると私にもそんな天使たちが何かの姿を纏って現れてくれていた気がします。そして、あなたも私も意図せず誰かの天使になり誰かを助け誰かから助けられている。仕事で失敗をして気落ちしたまま何気なく立ち寄ったお店で笑顔が素敵な店員さんと二言三言交わした言葉で心が軽くなったり夢中になって楽しむあなたの姿を見て元気をもらっている人がいる。そして、私も誰かの「その日の天使」になれたら、と思いココにいます。もしも「心が重く晴れない」「自分の心が分からない」そんな時にはそのままのあなたでお気軽にいらしてくださいね。あなたの心の声に耳を傾け、言葉にならない声を一緒に見つけます。もちろん、笑顔の時、元気な時だって大歓迎です♪
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“何を話せばいいか分からない”あなたへ。心理学が教える“まとまらない気持ち”の扱い方

話したいのに、言葉にならないとき誰かに聞いてほしい気持ちはある。 でも、何から話せばいいのか分からない。 そもそも自分が何に悩んでいるのかも、はっきりしない。 そんな状態になることがあります。 「こんなにまとまっていないのに、話していいのかな」と思う人も少なくありません。 けれど、気持ちは最初からきれいな言葉になっているわけではありません。 心の中では、まだ整理の途中かもしれない心理学では、感情や悩みは、言葉にする過程で少しずつ形になると考えられています。 頭の中だけで考えていると、同じところをぐるぐる回りやすくなります。 でも、声に出してみると、自分でも「そうか、自分はそこがつらかったんだ」と気づくことがあります。 つまり、話すことは“完成した考えを発表すること”ではありません。 話しながら、自分の気持ちを見つけていく作業でもあるのです。 うまく話せないことにも意味がある言葉につまる。 同じことを繰り返す。 途中で話が戻る。 それは決して失敗ではありません。 むしろ、そこに大切な気持ちが隠れていることがあります。 臨床心理では、話のまとまりだけでなく、その人がどこで止まり、どこで迷い、どこに戻ってくるのかを大切にします。 うまく話せない部分にこそ、心の本音がにじむことがあるからです。 まとまっていないまま、少し話してみる悩みは、きれいに整理してから話さなくても大丈夫です。 「何を話したらいいか分からない」 「でも、なんとなくしんどい」 そんな始まり方でも十分です。 誰かに聞いてもらうことで、ぼんやりしていた気持ちに少し輪郭が出てくることがあります。 言葉にならない気持ちを、無
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凪は、その違和感に触れそうになって、やめる。

チャイムが鳴る。音が、少しだけ遅れて届く。凪は、ペンを持ったまま、黒板を見ていた。文字は追っているのに、意味が残らない。先生の声が、教室を流れていく。ところどころで、誰かの笑い声が混ざる。その中に、昨夜の声が、ほんの少しだけ重なる。ここでしてもいい?凪は、ペン先を止めた。一瞬だけ。すぐに、また動かす。ノートの上に、きれいな字が並ぶ。でも、書いた内容は、ほとんど覚えていない。授業が終わる。椅子が引かれる音。ざわめきが、少しだけ大きくなる。凪は、ノートを閉じる。そのとき、ポケットの中で、スマートフォンが小さく震えた。取り出すか迷って、そのままにする。理由は、ない。でも、今は見ないほうがいい気がした。ほんの少しだけ。廊下に出る。人の流れにまぎれて、歩く。前から、悠真が来る。「次、移動だよな」いつもの声。いつもの距離。「……うん」凪はうなずく。「ノート、大丈夫?」「たぶん」軽く返す。悠真は、少し笑う。「たぶんって」そのやり取りも、いつも通り。でも、どこか、少しだけ、手応えが違う。うまく言えないけど、少しだけ、空気がすべる。凪は、その違和感に触れそうになって、やめる。考えない。まだ、いい。階段を上る。窓の外に、空が広がる。青くて、明るい。その中に、昨夜の街灯の色が、ふと混ざる。一瞬だけ。凪は、足を止める。「どうした?」後ろから、蓮の声。振り返る。やわらかい表情。落ち着いた声。「……なんでもない」凪は、そう言って、また歩き出す。蓮は、それ以上聞かない。隣に並ぶ。その距離は、心地いいはずなのに、ほんの少しだけ、足りない。何が、とは言えない。でも、たしかに、何かが違う。教室に入る前、凪は、もう
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「ヘルプマークを、ファッションと呼んだ私たちへ」 診断名のつかない苦しさは、どこに溜まっているのか

新宿のどこかで、10代の女の子が、赤いマークを胸元に下げている。 雑誌記事は、彼女のことを「ファッション感覚でヘルプマークを付ける若者」と書いていた。彼女の名前はAさんとされていた。記事の見出しには「驚きの理由」と書かれていた。 私は、彼女の言葉のほうを、もう一度読み直したいと思った。 「学校には友達がいませんし、家族も仲がいいわけではなく、自分の居場所がないのでどこで遊んでいても疎外感があります。そうするとヘラってしまい、いつも『私が悪い』って感じで自分を責めて気分が落ち込みます」 彼女はそう話していた。 学校に友達がいない。家族とも距離がある。どこにいても疎外感がある。心が不調になると、自分を責めて落ち込む。 これを「ファッション感覚」と呼ぶ前に、立ち止まりたい言葉が並んでいる。 別の女の子、Bさんはこう話していた。 「これを付けていると、いろいろな人が優しくしてくれます。『私が頑張るんじゃなくて、甘えてもいいんだ』って思えてきます」 「甘えてもいい」と思えてくる、と言っている。 裏返せば、それまでずっと「甘えてはいけない」と自分を縛ってきた、ということだ。誰にも頼らないように、誰にも迷惑をかけないように、息を止めるようにして生きてきた女の子が、赤いマークを胸元に下げて、ようやく息を吐いている。 その姿を、私たちは「悪用」と呼ぶのだろうか。 ヘルプマークは、東京都が2012年に作ったマークだ。都営地下鉄や福祉窓口で配布されている。医師の診断書も、障害者手帳も必要ない。 東京都福祉局は、こう答えている。 「突発的な出来事で混乱してしまう、1人でいると不安になってしまうというよ
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話したいのに、話せない。それでもいいんです。

話したいのに、話せない。そんな気持ちを抱えていませんか?「誰かに話したい気持ちはある」「でも、どう伝えたらいいのか分からない」そんな風に、言葉が出てこないまま心が苦しくなることってありますよね。私は看護師として、そんな想いをたくさん聴いてきました。話せないことは、悪いことではありません「話したいのに話せない」それは、自分の中にある感情を大切にしようとしているからこそ生まれることです。無理に言葉にしなくてもいい。うまく伝えられなくてもいい。あなたの中にある気持ちは、そのままでもちゃんと価値があります。私が大切にしている”無言の寄り添い”言葉に詰まって、涙が出そうになる方。実際に言葉が出ずに、ただ泣いてしまう方。精神科の現場には、そんな方がたくさんいらっしゃいます。そんな時、私は看護師として「ただ、そばにいて同じ時間を過ごす」ことを意識的にしています。それは私なりの「うまく言葉にしなくて大丈夫。しっかり気持ちは伝わっているよ」というメッセージです。数分から、長い人だと数十分。時間の許す限り、心地よい無言の時間を共に過ごしていると、自然に言葉が出てくる方もいれば、表情がふっと和らいだり、緊張がほぐれてうとうとし始める方もいます。反応は人それぞれですが、みんな何かしらいい方向に変化していく気がしています。話せないまま、誰かとつながってもいいんです誰かに気持ちを受け止めてもらうことは、必ずしも「話すこと」が前提ではありません。私は看護師として、話さなくても安心できる空間を大切にしています。気持ちが言葉にならなくても、その時間ごと寄り添うことができると思っています。さいごに言葉が出ない日も
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……なんで呼ぶの

校舎を出るころには、空はもう薄い群青になっていた。昼の熱が少し残った風が、制服の袖を静かに揺らす。凪は、スマートフォンを片手に持ったまま、ゆっくり歩いていた。返信は、まだしていない。『帰り道』その短い言葉だけが、胸の中で、何度も小さく響いている。駅へ向かう生徒たちが、前を通り過ぎる。笑い声。自転車のブレーキ音。遠くの踏切。全部、いつもの帰り道。でも、凪の足だけが、少しだけ落ち着かない。スマートフォンが、また震える。凪は立ち止まる。街灯が、静かに灯り始めている。画面を見る。『もう着く』短いメッセージ。場所は書いていない。なのに、どこなのか、わかってしまう。凪は、画面を見たまま動かない。心臓の音だけが、少し大きい。行く理由なんて、ない。急ぐ必要もない。でも、足が、もう迷っていない。曲がり角を、一つ。その先に、公園へ続く道がある。昨日と同じ景色。でも、昨日より、少しだけ空気が近い。凪は、スマートフォンをポケットにしまう。そのとき、前から歩いてくる人影が見えた。陽菜。街灯の下で、足を止める。目が合う。昨日みたいに、長い沈黙はない。でも、言葉も、すぐには出てこない。陽菜が、少しだけ笑う。「来ると思った」やわらかい声。凪は、答えない。代わりに、ほんの少しだけ、近づく。その距離に、陽菜の目が、静かに揺れる。風が吹く。髪が、少しだけ触れる。凪は、そのまま陽菜を見る。昨日より、近い。なのに、まだ、はっきりとは触れられない。「……なんで呼ぶの」小さく、凪が言う。陽菜は、少しだけ目を細める。考えるみたいに、空を見る。それから、「わかんない」そう言って、笑った。その曖昧さに、凪の胸が、また静かに鳴る。
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どうして、あの一言のほうが、こんなに残るんだろう。

夕焼けの色が、少しずつ薄くなっていく。教室の窓に映る空が、オレンジから青へ、ゆっくり変わっていく。凪は、スマートフォンを持ったまま、しばらく動かなかった。『見ちゃう』その短い言葉だけが、まだ胸の奥に残っている。廊下から、誰かの笑い声が聞こえる。部活へ向かう足音。遠ざかる声。教室の中は、少しずつ静かになっていく。凪は、もう一度だけ画面を見る。トーク画面。最後の一言。たったそれだけなのに、閉じるのが、少し惜しい。「まだ帰ってなかったんだ」後ろから声がする。振り返ると、悠真が立っていた。バッグを肩にかけて、いつもの顔で、こっちを見ている。「……うん」凪は、スマートフォンを伏せる。反射みたいな動き。悠真は、それに気づいたのか、気づいていないのか、そのまま近くの席に軽く腰をかけた。「珍しいな」窓の外を見ながら言う。「凪、いつもすぐ帰るのに」その言葉に、凪の心が、ほんの少しだけ止まる。“いつも”。その言葉が、妙に引っかかった。確かに、そうだった。放課後は、特別長く残らない。誰かを待つこともない。でも、今日は、まだここにいる。理由を考えようとして、やめる。「……なんか」凪は、小さくつぶやく。悠真が、「ん?」と顔を向ける。凪は、その続きを探して、でも、見つからない。言葉にした瞬間、何かが変わってしまいそうで。「……ううん」結局、そう言って、首を振る。悠真は少しだけ不思議そうな顔をしたあと、「そっか」とだけ返した。沈黙が落ちる。気まずくはない。安心できる静けさ。ずっと知っている温度。でも、その静けさの中で、凪は、別の空気を思い出していた。夜の公園。風。ブランコの音。そして、“見ちゃう”あの短い言
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その全部を、見られていた気がする。

教室のざわめきが、少しずつ薄れていく。部活へ向かう声。椅子を戻す音。窓の外から入る、夕方の風。凪は、まだ席に座っていた。手の中には、スマートフォン。画面は暗いまま。開けばいい。それだけなのに、指が、少しだけ止まる。窓の外が、オレンジ色に染まっていく。その光が、机の上を長く滑る。凪は、ゆっくり息を吐いた。そして、親指が、静かに動く。画面が点く。通知は、一つだけ。陽菜。短い名前。それだけで、胸の奥が、少しだけ鳴る。メッセージを開く。『今日は、ちゃんと授業受けてた?』凪は、瞬きをする。思わず、小さく息が漏れる。なんでもない言葉。特別じゃない。重くもない。でも、なぜか、少しだけ笑いそうになる。『受けてた』打つ。送る。すぐ既読がつく。その速さに、胸が小さく揺れる。凪は、画面を見つめたまま動かない。数秒。それだけなのに、長い。『ほんとに?』続けて届く。『なんか上の空っぽかった』凪の指が止まる。教室の空気。窓際。昼休み。その全部を、見られていた気がする。凪は、画面を見たまま、少しだけ俯く。胸の奥が、静かに落ち着かない。嫌じゃない。でも、安心とも少し違う。『……見てたの?』送る。既読。少し間。それから、『見ちゃう』短い返事。たったそれだけ。なのに、凪の心臓が、大きく鳴る。教室には、もう人が少ない。遠くで、誰かが笑っている。夕方の光が、ゆっくり薄くなっていく。その中で、凪は、スマートフォンを持ったまま動けない。『なんで?』打ちかけて、止まる。消す。また、打つ。止まる。聞いたら、何かが、変わってしまう気がした。まだ、そこには触れたくない。でも、もう、気づき始めている。自分の時間が、少しずつ、一人分
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なのに、一瞬だけ、違うものを探してしまう。

午後の授業は、静かに進んでいく。黒板に、白い文字が増えていく。チョークの音が、一定のリズムで続く。凪は、その音を聞きながら、ノートにペンを走らせる。ちゃんと、書いているが、でも、どこかで、別の音を待っている気がする。隣の席から、ページをめくる音。ふと、顔を上げる。そこには、いつもの教室。いつもの景色。なのに、一瞬だけ、違うものを探してしまう。すぐに、目を戻す。理由は、ない。でも、探していたことだけが、少し残る。先生が、質問をする。名前を呼ばれて、凪は立ち上がる。答えは、わかっている。口に出す。間違っていない。「正解」その一言で、席に着く。小さく息を吐く。できている。ちゃんと、いつも通り。でも、さっきの一瞬が、まだどこかに残っている。授業が終わる。チャイムが鳴って、一気に空気がほどける。椅子の音。話し声。笑い声。その中で、凪はゆっくりと立ち上がる。ポケットに、手を入れる。スマートフォン。指先が触れる。取り出す。画面を、つける。通知が一つ。短い名前。一瞬だけ、息が止まる。凪は、そのまま画面を見つめる。開くまでの、ほんの数秒。それだけで、周りの音が、遠くなる。指が、少しだけ動く。でも、止まる。まだ、開かない。なぜか、ここで止めておきたい気がした。このままでも、もう、わかっている気がして。「帰る?」後ろから、悠真の声。凪は、画面から目を離す。「……うん」短く答える。スマートフォンを、ポケットに戻す。まだ、見ていない。でも、さっきまでより、少しだけ、心臓の音がはっきりしている。教室を出る。廊下の光が、少しだけ長く伸びている。窓の外、空が傾いていく。その先に、昨夜の場所がある。凪は、少しだ
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揺れながら、それでも今を生きる

いつもご覧いただき、心より感謝いたします。このブログでは、ココナラにて出品中の 電話相談サービスに込めた想いと 届けたい方へのメッセージを綴っています。たくさん悩んで、自分と向き合って、辛くて、悲しくて、怒りもあって、それでも時々、楽しい・うれしいそんな感情も混ざってくる。いろんな感情がごちゃまぜになって、正直、苦しい。それでも「前を向いて歩いていかなきゃいけない」そんな思いを抱えながら、今日を生きている人がいます。私自身も、かつてそういう時がありました。何が正解かわからず、感情の整理もつかず、立ち止まりたいのに、立ち止まれなかった時期。だからこそ、今自分の置かれている状況にちゃんと立ち向かおうとしていること。逃げずに、向き合おうとしていること。それは本当に、簡単なことじゃありません。苦しいと感じるほど、それだけ真剣に生きているということ。自分の人生を雑に扱っていないということ。今、悩みの渦中にいるあなたは、もう十分、立派な方です。前向きになれない日があってもいい。感情が揺れてもいい。それでも「向き合おう」としている、その姿勢自体がすでに前に進んでいるんです。どうか忘れないでください。今のあなたは、ちゃんと、生きています。無理に前を向かなくていい。頑張らなくていい。私は、あなたを急かしません。ただ、そっと横にいます。同じ時間を、同じ歩幅で。言葉が出ない日も、立ち止まる日も、そのままで大丈夫。あなたがあなたのペースで進む、その隣で、これからも静かに、伴走し続けます。とうこ♡感情のコンシェルジュ
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『一人?』 打とうとして、止まる。

凪の指先が、画面の上で止まる。打ちかけた文字。消して、また打って、もう一度消す。教室は、静かだった。窓の外の空だけが、ゆっくり色を変えている。『なにしてるの?』短く打つ。送る。その瞬間、胸の奥が、少しだけ熱くなる。凪は、スマートフォンを伏せる。でも、数秒も経たないうちに、また手に取ってしまう。既読。その二文字だけで、呼吸が少し浅くなる。返事は、まだ来ない。なのに、待っている時間が、妙に長い。窓の外で、風が揺れる。遠くで、電車の音。教室の時計が、静かに秒を刻む。凪は、スマートフォンを見つめたまま、ふと、昨日の公園を思い出す。あの距離。あの沈黙。“見ちゃう”あの言葉。通知音。小さく、鳴る。凪の肩が、ほんの少しだけ動く。画面を開く。『帰り道』短いメッセージ。それだけ。でも、凪の胸の奥が、また静かに鳴る。『一人?』打とうとして、止まる。なんで、そんなことを聞きたいのか。自分でも、よくわからない。でも、聞きたいと思ってしまった。凪は、画面を閉じる。窓の外を見る。夕焼けが、少しだけ薄くなっている。教室のガラスに、自分の顔が映る。その表情が、ほんの少しだけ、知らない顔に見えた。「……なにしてるんだろ」と小さくつぶやく。誰に聞かせるでもなく、でも、その声は、どこか少しだけ、やわらかかった。スマートフォンが、もう一度震える。凪は、すぐには見ない。なのに、口元が、少しだけ緩んでしまう。“安心”とは違う。でも、嫌じゃない。少しずつ、そっちへ引っ張られている。凪は、ゆっくり立ち上がる。椅子が、小さく音を立てる。窓の外。夜の色が、少しずつ近づいてくる。そして、凪の中でも、まだ名前のない何かが、静かに、形
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ちゃんと見るって、言ったでしょ?

昼休みのざわめきが、少しだけ遠くに感じる。教室の中はにぎやかで、誰かの笑い声が、何度も弾む。凪は、自分の席でお弁当のふたを開けた。いつもと同じ中身。いつもと同じ匂い。でも、箸を持ったまま、少しだけ手が止まる。「ちゃんと見るって、言ったでしょ?」また、浮かぶ。ほんの一瞬。凪は、軽く瞬きをして、そのまま一口、口に運ぶ。味はする。でも、どこか、遠い。「今日さ、放課後どうする?」向かいの席から、悠真が言う。何気ない声。凪は、少しだけ顔を上げる。「……まだ、決めてない」短く答える。本当は、考えていないわけじゃない。でも、言葉にすると、違うものになりそうで。悠真は「そっか」とだけ言って、それ以上は聞かない。その距離が、ありがたいはずなのに、どこか、少しだけ、物足りない。窓の外に、風が通る。カーテンが、ふわりと揺れる。その動きに、昨夜のブランコが重なる。きい、と鳴る音。ほんの少しの揺れ。凪の指先が、わずかに動く。箸を持つ手とは反対の手。机の上で、少しだけ握られる。無意識に。「なに?」隣から、蓮の声。視線だけ向けると、やわらかい顔がそこにある。「……ううん」凪は、小さく首を振る。蓮は、それ以上踏み込まない。ただ、同じ空気の中にいる。それが、心地いいはずなのに、凪の中で、ほんの少しだけ、何かが足りない。理由は、まだわからない。ふと、ポケットに意識がいく。スマートフォン。さっきから、見ていない。見ようと思えば、すぐ見られる。でも、なぜか、そのままにしている。開いたら、何かがはっきりしてしまう気がして。まだ、その形にしたくない。チャイムが鳴る。昼休みの終わり。凪は、お弁当を閉じる。カチッという小さな
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昨夜の空気が、まだ残っている。

朝の光は、やわらかいのに、どこかまぶしかった。カーテンのすき間から入ってくる白い線が、部屋の中に細く伸びている。凪は、目を開けたまま、しばらく動かなかった。昨夜の空気が、まだ残っている。あの場所。あの距離。あの声。「ちゃんと見るって、言ったでしょ。」ふと、その一言が浮かぶ。胸の奥が、ほんの少しだけ、動いた。起き上がる。スマートフォンは、静かなまま。画面をつける理由を探して、やめる。何もないのに、なぜか、それでいい気がした。教室は、いつも通りの音で満ちていた。椅子を引く音。誰かの笑い声。遠くで名前を呼ぶ声。凪は、自分の席に座る。机の上に手を置いたとき、ふと、指先に意識がいく。昨夜、少しだけ前に出した足。あのときの感覚が、なぜか残っている。「おはよ」横から声がして、顔を上げる。悠真が立っていた。いつもの距離。いつもの表情。「……おはよう」凪は、少し遅れて返す。「昨日さ、連絡しようと思ったんだけど――」悠真が話し始める。その声を、ちゃんと聞こうとする。でも、途中で、ふっと、別の声が重なる。「5分だけでいい。」ほんの一瞬。凪は、目を瞬いた。「……凪?」呼ばれて、意識が戻る。「あ、ごめん」小さく笑って、言う。悠真は、少しだけ首をかしげたあと、「いや、いいけど」と軽く流す。会話は、そのまま続く。いつもと同じ内容。いつもと同じテンポ。でも、どこか、少しだけ、遠い。休み時間。廊下の窓から、外を見る。校庭。揺れる木。その先に、公園の方向がある。凪は、無意識に、そのあたりを見ていた。何かを思い出そうとして、でも、はっきりさせないまま、目を離す。「なに見てんの?」後ろから、蓮の声。振り返ると、やわら
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何を覚えているのか。どうして今なのか。

陽菜の指先が、ほんの少しだけ、こちらに向いた。呼ぶほどでもない。でも、気づかないふりはできないくらいの動き。凪の足が、もう一歩だけ前に出る。砂の上で、小さく音がした。その音に、陽菜の視線がわずかに揺れる。逃げるでもなく、受け止めるでもなく。ただ、そのまま。距離が、少しだけ縮まる。それだけで、空気の密度が変わる。言葉を探そうとして、やめる。今は、いらない気がした。代わりに、呼吸がそろう。同じ速さで、吸って、吐いて。それだけで、さっきまでの遠さが、少しずつほどけていく。ブランコが、もう一度だけ鳴る。陽菜が、目を伏せた。ほんの一瞬。それから、また顔を上げる。「……来たね」小さな声。凪は、うなずく。声にすると、壊れそうで。でも、伝わってほしくて。「……うん」それだけ。沈黙が、すぐに戻る。でもさっきまでの沈黙とは、少し違う。逃げ場としての静けさじゃなくて、置いておいても大丈夫な静けさ。陽菜が、ブランコに手をかける。鎖が、軽く揺れる。「ここ、覚えてる?」振り返らずに言う。凪は、少し考えてから、うなずく。「……うん。たぶん」はっきりしない返事。でも、陽菜は、それでいいみたいに、小さく笑った。「わたしは、ちゃんと覚えてる」その言葉だけが、少しだけ重く落ちる。凪の胸が、また静かに鳴る。何を覚えているのか。どうして今なのか。聞こうとして、やめる。まだ、そこまで踏み込まないほうがいい。そんな気がした。陽菜が、ブランコに座る。きい、と音がして、ゆっくり前に揺れる。ほんの少しだけ。子どもみたいに強くは蹴らない。ただ、体重を乗せただけの揺れ。「ね」揺れながら、言う。「さっきの続き、ここでしてもいい?」凪は
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“諦めたら負け”という言葉に疲れてしまったあなたへ

「諦めたら、そこで終わりだよ」そんな言葉を、私たちは何度も耳にしてきました。 頑張れない自分を責めたり、期待しすぎて疲れてしまったり……。 特に人には言えない悩みを抱えているときほど、「もっとちゃんとしなきゃ」と自分を追い立ててしまうこと、ありませんか?実は私も、ずっとそうでした。 でも、ある一冊の本に出会ってから、その考えが少しずつ変わっていったんです。哲学者・九鬼周造が書いた『いきの構造』。 そこには、現代の私たちが忘れてしまった「しなやかな強さ」が記されていました。「いき」を構成する三つの鍵九鬼の言う「いき」とは、ただ格好をつけることではありません。 以下の三つが、絶妙なバランスで混ざり合っている状態を指します。誰かを想う、いじらしい気持ち(媚態)自分を安売りしない、静かな自尊心(意気地)そして、「諦め」特に私の心に深く響いたのは、この「諦め」という言葉でした。執着を手放したあとに残るもの九鬼の言う諦めは、投げやりになることでも、冷めてしまうことでもありません。それは、たくさん信じて、たくさん傷ついて。 それでも世界や人を憎まなかった人がたどり着く、「静かな心の場所」のこと。「もう期待しない」と心を閉ざすのではなく、「必要以上に縛られない」こと。 執着を手放したあとに残る、あっさりとした潔さと、湿らない優しさ。 それが「いき」なのだと。答えを出せない自分を、失敗と言わないで現代は、何でも「はっきりさせること」が求められる時代です。特に「性」のことや「人間関係」において、 好きか嫌いか、続けるのかやめるのか、理由は何か。 答えを出せないと、自分が弱いような、ダメなような気が
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“ただ聞いてほしいだけ”の日もあっていい

こんにちは、発達凸凹・精神専門カウンセラーの○haruです😊毎日がんばっている皆さん、こんな日ありませんか?モヤモヤはあるけど、言葉にできないアドバイスはいらないけど、誰かに聞いてほしいなんとなく話したいけど、整理できていないそんな“話すだけでラクになりたい日”、ありませんか?実は私の元にも、「うまく話せないけど、聞いてもらいたくて来ました」という方がよくいらっしゃいます。🌿「うまく話せない私」も、ここではOKですカウンセリングと聞くと、「悩みを解決する場所」というイメージが強いかもしれません。でも実は、「誰かに話すこと」そのものが、心のケアになることもたくさんあります。自分の中にたまった思いや感情を、誰かに打ち明ける。それだけで、ふっと心が軽くなる瞬間って、ありますよね。☕ 話すことが目的でも、大丈夫私のカウンセリングでは、「話す内容がまとまっていなくてもOK」「雑談のような会話もOK」。言葉につまっても途中で話が飛んでしまっても大丈夫です。うまく話そうとしなくていい。「こんなこと話していいのかな…?」と迷っていた気持ちも、ここでは大切なテーマです。💬 あなたの声に、ちゃんと耳を傾けます私自身も、子どもの不登校・強度行動障害・福祉サービスの利用など、多くの壁を経験してきました。だからこそ、解決より先に「気持ちを受け止める」ことの大切さを知っています。「誰かに話したい」「話してラクになりたい」その気持ちに、ぜひ正直になってみてくださいね🌷💡ちょっとだけ話したい、でもOK。ここは、“がんばらなくていい場所”です😊あなたのペースで、ゆっくり言葉にしていきましょう。
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言葉にならなかった部分。 それが、今、ここにある。

街灯の光が、すこしだけ色を持っていた。あたたかいようで、どこか冷たい。夜の公園は、音が少ない。遠くで車が通る気配と、ブランコの鎖が、かすかに揺れる音だけ。凪は、立ち止まった。ポケットの中の指先に、まだ体温が残っている。さっきまで握っていたスマートフォンの感触。あの声。あの間。ゆっくり、顔を上げる。そこに、いた。陽菜は、ブランコの近くに立っていた。照明の下で、輪郭がやわらかく浮かんでいる。思っていたより、近くて。思っていたより、遠い。風が、二人のあいだを通り抜ける。髪が、ほんの少しだけ揺れた。目が合う。それだけで、時間が止まったみたいだった。ああ、ちゃんと来たんだ。誰も言っていないのに、そんな言葉が、空気の中に落ちた。凪は、ほんの一歩だけ、足を動かした。でも、それ以上は進まない。陽菜も、動かない。ただ、見ている。少しだけ、泣きそうな顔で。でも、笑いそうでもあって。どっちとも言えない、その表情。凪は、視線を逸らさなかった。怖くない、とは言えない。でも、逃げたくない、とも思った。さっきの電話で、確かに触れたもの。言葉にならなかった部分。それが、今、ここにある。ふたりの間に。ブランコが、きい、と小さく鳴る。風のせいか、陽菜の手が、少しだけ動いた。それだけで、凪の心が、かすかに揺れた。近づくでもなく、離れるでもなく。ただ、立っている。それなのに、何かが、確実に変わっていく気配がした。夜は、静かに深くなる。そして、まだ何も始まっていないのに、もう、戻れないところまで来ている気がした。
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④「話すのが怖いのは、弱いからじゃない」

「話したら、引かれるかもしれない」「うまく説明できない気がする」「自分でも何がつらいのか分からない」性の悩みを前にすると、言葉はとても不安定になります。だから、話すのが怖くなるのは、とても自然なことです。⸻哲学では、言葉になる前の感覚をとても大切にします。まだ整理されていない思い。矛盾したままの感情。それらは、未完成だからこそ価値がある。性の悩みも同じです。うまく話せなくてもいい。途中で止まってもいい。沈黙があってもいい。⸻「ちゃんと話さなきゃ」「理解してもらわなきゃ」そう思うほど、言葉は遠ざかります。でも、話すことは“説明”ではありません。一緒に立ち止まること。問いをそのまま置いてみること。それだけで、心は少し緩みます。⸻話してもいいし、話さなくてもいい。ただ、安全に問いを置ける場所があるということを、覚えていてください。弱いから話せないのではなく、大切なものだから、慎重になっているのだと思います。そのままの状態で、十分です。もし、どこから読めばいいか迷ったら  【心の案内図】今のあなたに寄り添う、6つのメッセージに、まとめています。🔻
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言葉にならない夜の、静かな気配

言葉って、不思議です。心の中にあるものを伝えるためにあるはずなのに、ときどき、その言葉が見つからない夜があります。何かが胸につかえているのに、それをどう表現したらいいのか、わからなくなる。スマホを手に取っては、置いて、メッセージを書きかけては、消して。誰かと話したい。でも、話すほどのことじゃない気もして。それに、こんな時間に連絡しても迷惑かもしれない。そんなふうに思いながら、ただ静かに、ひとりの時間が流れていく。⸻声を出さなくても、誰ともつながらなくても、なんとかやりすごせる夜もあるけれど、ほんの少しだけ、「誰かに聞いてほしかったな」と思う瞬間がある。別に、アドバイスがほしいわけじゃない。ただ、そう感じていたことを、どこかに置いておけたら。それだけで、心が少し軽くなる気がするから。⸻そんな気配を、ずっと抱えてきた自分がいます。今はこうして文章を書いたり、誰かの言葉を整えるお手伝いをしているけれど、本当は、自分自身がずっと、「言葉にならないもの」と向き合ってきたのかもしれません。⸻このブログでは、そんな“言葉の手前”にある気持ちに、少しずつ触れていけたらと思っています。声にしづらいもの。まだ形にならないままの想い。誰かと話したいような、でも、やっぱり話せないような。そんな夜の気配を、そっとすくい上げていくような場所に。⸻次回は、僕自身のちいさな体験からはじまった、ある“対話の場”について、少しだけお話ししようと思います。☕️ 話せる場所があるって、いいよね  
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今から、少しだけ外に出られる?

通話の向こうで、陽菜が小さく息を吸う。「じゃあさ」その一言で、空気が変わる。「今から、少しだけ外に出られる?」凪の指が止まる。「え……今?」夜。部屋。さっきまでの“安全な距離”。全部が、一瞬で揺れる。でも、陽菜は続ける。「5分だけでいい」やわらかい声。でも、逃がさない。「同じ空気って言ったじゃん」少し間。「ほんとに、同じとこで感じてみない?」凪の心臓が、大きく鳴る。怖い。でも。逃げないって、決めた。凪は立ち上がる。パーカーを羽織って、ドアに手をかける。「……出る」短く。でも、ちゃんと前を向いた声。陽菜が、少しだけ笑う。「いいね」その声が、背中を押す。凪は、静かな廊下を抜けて外へ出る。夜の空気。少し冷たい。心が、はっきりしていく。「どこ?」凪が聞く。陽菜は、すぐに答える。「学校の近くの公園」あの場所。今日の続きが始まった場所の、少し先。「先に着いたら、ブランコね」軽く言う。でも、意味は重い。「ちゃんと見るって言ったでしょ?」凪の胸が、また鳴る。「……うん」歩き出す。夜道。街灯。静けさ。でも――もう一人じゃない。同じ方向に、同じ速度で、もう一人も動いている。凪は、少しだけ笑う。(ほんとに、来るんだ)その気持ちが、少しだけ嬉しい。そして、止まりかけていた物語が、一気に“動き出す”。
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