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ピント

合っていたのかどうかが わからない世界で 自由を求めるために 自由じゃなくなった時間に時間をかけて 得るモノはどんどんと増えるけど 減るモノはその自由だったのだ 雨が降れば傘を探し 雨が上がれば その傘はガラクタのように 集まり湿っては錆びて 誰かが気を使い その晴れた日に傘を干しては 綺麗に整頓して次の雨には 使いやすいように 整列する それも傘の生きざまになるだろう 晴れた日は続けばいいが それだと カラカラになった 空気がノドに優しくできなくて ごめんなさいするしかない ひとつ今日も何かが終わったとしたら 明日はまた何かがはじまる 先が見えた方が楽だろうけど 見えたとして楽な事が待っているわけでは ないだろう 冷蔵庫のものを食べておいてねと出かけた人 その出かけた先で何を食べているのだろうか 家に残された人は 冷蔵庫のものを食べておく使命 この使命に一人で家にいる事の自由は ないだろう 近所の神社の桜が咲き始めたころに いち早く桜に声をかけた自分 それを知ってかどうか ゆっくりと桜は咲き つぼみを増やす それを写真の収めて 誰かに知らせる自分 その知らせた先には 知らない人たちが どこかの桜の表情を見て 同じように それを写真に収めて 誰かに知らせる他人 こんな事を何かが起こることで くりかえされる日々 それに退屈するのは 自分だけではなく 他人もそうだろう 新しい何かを見つけなくてはと探す人も あらわれる 誰かが見つけてくれるのを見て楽しむ 傍観者は多数いる 簡単に見つけてしまう事は 簡単に飽きられるのか なんの感情もわかない しずかに天気は変わってきている それを感じ
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