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983.「かしわ天」「かしわめし」の“かしわ”って何…?

「かしわ天」「かしわめし」の“かしわ”って何…?  実は単なる方言ではない「鶏肉の呼び方」の理由、探ってみた 普段、何気なく口にしている「鶏肉」。一部地域で「かしわ」と呼ばれていることをご存知でしょうか? 初めて耳にする人にとっては、由来や言葉の意味に疑問を抱くかもしれません。鶏肉の呼び名が異なる理由を探ってみると、実は歴史的な背景や地域ごとの文化が深く関わっていました。 江戸時代の「隠語」説も?  鶏肉を「かしわ」と呼ぶことが多いのは、主に西日本や一部の中部地方・関西地方・九州地方。現在では上等な鶏肉、また鶏肉の総称としても使われています。九州の郷土料理「かしわめし」や香川県の「かしわ天」のように、鶏肉を使用した料理名に「かしわ」という呼び名が入っているケースも。  鶏肉を「かしわ」と呼ぶようになった由来は諸説あるようです。一つは、2000~3000年前に東南アジアや中国から渡来した鶏を、黄鶏と書いて「かしわ」と呼んでいたという説。羽色が褐色をした鶏で、落葉した「柏の葉」に似ていることが由来とされています。  もう一つは、隠語として「かしわ」という呼び名を利用していたことによるという説。日本では古くから肉食を避けてきた歴史があります。特に江戸時代は「生類憐みの令」によって、犬や猫に限らず鳥類、魚介類、牛馬など、あらゆる生き物をむやみに殺傷することが禁じられ、肉食をタブー視する考えが強まりました。  しかし、獣肉を全く食べなかったわけではなく、江戸時代以前から鹿や猪、鳥類は食肉対象。「生類憐みの令」によって罰せられないように、鶏肉を「かしわ」、馬肉を「さくら」、鹿肉を「も
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