チンパンジーが風邪をひいたとき
みなさんもペットにお薬を飲ませなければならなくなって困ったことがあるのではないでしょうか?言葉で必要だからと言っても伝わらない動物たちにお薬を飲ませるときはいつだって苦労します。苦い薬、食べたことのない味のする薬、変なにおいのする薬・・・毒かもしれない!と、動物たちはとっさに吐き出します。そもそもその行動がなければ野生で毒物を口にした場合すぐ死んでしまうので、これは正常な反応であると言えますね。では、とくに頭の良いチンパンジーに薬を飲ませることになったらどうするのでしょうか。。犬や猫と違って、口をこじ開けて薬を入れるわけにもいきません。チンパンジーの飼育員さんに聞いてみたことがあります。風邪をひいたときなど、人間のように抗生物質を飲ませることがあるのですが、抗生物質は一般的にどのお薬も苦いです!なのでチンパンジーは口に入れた瞬間ペッと吐き出します。いつものご飯にふりかけたり、バナナに錠剤を埋め込んだり、パンに挟んでもペッ。ではジュースやミルクに溶かしてみては・・・?オレンジジュースにリンゴジュース、ぶどうジュースや牛乳に混ぜてもペッ。もうこれは人とチンパンジーの忍耐勝負であり、知恵比べでもあります。この飼育員さんは諦めませんでした。そしてグレープフルーツジュースに混ぜてみたところ。。なんと飲んでくれたのです!この勝負飼育員さんの勝利です!なぜグレープフルーツジュースが良かったかと言うと、甘いジュースでありながらグレープフルーツ特有の苦みや酸味が、薬の嫌な後味を隠してくれたそうです。これに気づき、たどり着いた飼育員さんの知恵に脱帽です。そう言うわけでチンパンジーを飼うことがあった
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