すべてのカテゴリ

下地塗装を終えて上塗りが一通り塗り終わりました。ここから完成ではなく、ご依頼主様と色味の確認をし合ってイメージの色合いに近づけていきます。重要になってくるのが塗装もですが写真撮影です。目でみた現物の色味をそのまま写真として伝える事が凄く難しいです。撮影した写真を加工する訳にもいきませんのでできるだけ、現物の色味に近くなるよう照明を工夫したり影を使ってみたりと毎回、商品が変わるのでその商品に応じた撮影技術が必須となります。大体でいいや！がトラブルに繋がる原因だと思っています。指でもつだけで握り潰してしまいそうな小さな商品にカメラのピンとが合わない現象も起こります。塗装だけの技術だけではなく、最低限見につけておかないといけない技術が多数存在します。沢山の商品を塗装していく中で様々な場面とでくわす事によって人は成長していくんだな！って実感します。次は、アキラの塗装に入りたいと思います。ブログを読んで頂けている事凄く嬉しいです。ありがとうございます！気軽に書いていきますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします。

アキラの塗装が終えてバイクに乗せてみました。サイズが小さくても作り込みがしっかりしているので写真にするとよくわかります。肉眼では確認しづらい所もレンズを通して見てみるとぼや～っと見えていたものがハッキリわかりレンズのおかげで気づく事もしばしば増えてきました。今回の塗装は、昔の映画でのアキラを再現塗装しているので（現在のアキラはクオリティがあがり色がハッキリとしていたりします）少し色味をパキッと出さず、くすんだ感じで表現しています。これで色味も決まったので次はバイクに自作デカールを作成して貼り付けていこうと思います。

今回、ご依頼頂いた商品は僅か１センチ～２センチ程のミニチュアフィギュアです。商品名AKIRA アキラ　ご依頼頂きありがとうございます。この作品が届いた時はかなりビックリしました。サイズがとても小さく、触れるだけでパーツが破損しないか心配になるぐらいの綿棒の先っちょぐらいの作品でした。下地処理をする段階から肩に力が入り呼吸を止めながら指先に全集中力を込めました。作業が終わると体が緊張のあまりバキバキになります。最近では、ミニチュアフィギュアを塗装させて頂いておりますが呼吸をしていない時が増えた気がします。ここから少しずつ色を重ねていきます。