材料の信頼性②
こんにちは
材料技術者のつんちゃんです。
※この記事は私(つんちゃん_材料適用開発のプロ)の note に掲載された2024年5月3日の記事を転載したものです。私の仕事は主に工業の世界でどこにどんな材料を使っていくのか、調子よく使うためにはどんな工夫をすればいいのか、ということ実験したり調べたりしています。
工業にしても農業にしても、何かものづくりをする人にとって材料の信頼性というのは必ず付きまとってきますよね。このnoteでは、安全安心な製品をお客様に届けるために、気を付けなければならない材料の信頼性について書いていきます。
さて今回は、規格の話をしてみたいと思います。
目次
1.規格に書いてあること
2.JIS規格の強度は信用してよいか
3.ある日突然、モノが壊れる理由
金属の取り扱いがある人は、純アルミと言ったらA1050といった規格番号を思い出すかもしれません。そうですね、アルミニウム純度99.5%の板状アルミニウム合金の規格がA1050です。99.5%なら、まぁ純アルミと言っても差支えの無い純度ですね。もちろん、業界によって異なりますが。
さて、純アルミはアルミ合金の中では強度は弱く、しかしながら割れるよりも凹んだり伸びたりする性質を持っている合金で、アルミの中では錆びにくく、また耐熱性も比較的高いという特徴があります。被削性という面では、伸びるので厄介だと思う人もいれば、とはいえ所詮はアルミよ、と思う向きもあるかと思います。不純物が少ないので、アルマイトなどの表面処理はやりやすい合金にはなります。
詳しくは、少し検索してもらうといろんな情報が出てきますので、そういう
0