826.日本人に多い「近視」 子どもは特に要注意、放置すると及ぶ“危険性”
日本人に多い「近視」 子どもは特に要注意、放置すると及ぶ“危険性”
眼科医が解説
日本人の多くが「近視」に該当し、特に子どもは近視になりやすいといわれています。「以前よりも遠くのものが見えにくくなった」「子どもが学校の視力検査で視力低下を指摘された」といった場合は、できるだけ早めに眼科を受診する必要があります。
そもそも、近視になるのはなぜなのでしょうか。近視を放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。近視になる原因や治療法などについて、いわみ眼科(兵庫県芦屋市)理事長で眼科医の岩見久司さんに聞きました。
「屋外活動の減少」も近視の原因に
Q.そもそも、近視とはどのような状態を指すのでしょうか。また、視力検査で近視に関する基準はありますか。
岩見さん「近視とは、目の焦点が手前に移動していることで、遠くが見えない状態を指します。基本的には、眼球が前後に伸びて変形することによって生じます。定義では、目の焦点が2メートル(屈折値-0.5D)より手前にある人が近視に該当します。
視力検査は、視力表から5メートルほど離れた場所から行うのが一般的です。近視に関する視力検査の数字上の基準はありませんが、近視の人の場合、視力1.0以上の数値が出ることはありません」
Q.どのような人が近視になりやすいのでしょうか。
岩見さん「『近視=眼球の前後の伸び』は、小児期にほとんど完成します。すなわち、近視が進むのは子どものときです。近視の進行には遺伝のほか、『近くを見過ぎること』『屋外活動の減少』などの生活習慣が関連しています。
大人で遠くのものが見にくくなった場合、近く
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