絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

1037.犯罪組織が狙い撃つのは中高年…

犯罪組織が狙い撃つのは中高年… 大手3行装うフィッシング詐欺の手口、生成AI悪用で「高度化」 「【三菱UFJ銀行】お知らせ、お客様の銀行口座を一時凍結しています、本人認証設定をお願いします」 神奈川県でネット広告業を営む30歳代男性は昨年11月、スマートフォンに届いたSMS(ショートメッセージサービス)のURLを開くと、急いでインターネットバンキングのIDとパスワードを打ち込んだ。「取引を規制した」との表示を見て焦ったからだ。サイトは赤が基調の見慣れたデザインで、「手続き完了」の通知に胸をなで下ろした。  異変に気づいたのは約1週間後だった。新婚旅行先のフランスで口座と連動するスマホのアプリを開くと、残高のほぼ全額の約290万円が見知らぬ暗号資産口座に移されていた。  偽サイトに誘導し個人情報を盗む「フィッシング」。その典型的な手口だったが、帰国して警察に相談するまで想像もしていなかった。男性はかつて外資系保険会社で働き、ネットや資産管理に慣れている自負があった。被害は補償されたものの、「流出した個人情報が別の犯罪に悪用されないか」と今も不安を抱えている。  大手銀行に預金口座を持ち、ネット送金やキャッシュレス決済も日常的に利用する――。そんな中高年が犯罪組織に狙われている。  警察庁によると、ネットバンキングを通じた不正送金被害は昨年、全国で5578件確認され前年比5・7倍の約87億円に上った。その被害者の約7割は30~60歳代で、昨年後半からは、大手3行を装う手口が目立つ。大手銀行の関係者は、「犯罪組織は時期によって標的とする銀行を変えながら、フィッシングを繰り返
0
1 件中 1 - 1