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「障がいの自己理解を促す教育」大阪教育大学教育学部後期2020年

設問 次の文章を読み,要点をまとめた上で,障がいの自己理解を促す教育について,あなたの考えを述べなさい(600字以上800字以内・横書き)。 ① 「自閉症だってほんとうにわかったのは,いつですか」とよく尋ねられる。人生で決定的な瞬間があったかのような,人生が一変してしまう宣告を受けたかのような尋ね方だ。けれども,一九五〇年代初めのころには,自閉症に対する一般の理解はそこまで進んでいなかった。当時の児童精神医学は,私と同様に,まだ誕生して間がなかった。私が五歳だった一九五二年に出たDSM『精神疾患の診断・統計マニュアル』〕の初版は,アメリカ精神医学会が精神疾患の診断の統一をはかろうとした最初の試みだったが,「自閉症」と「自閉的」という言葉はほとんど出ていない。わずかに使われているのは,まったくべつの診断名である統合失調症の症状を説明する箇所だった。たとえば,「統合失調症的反応,子ども」という見出しの下に,「子どもに見られる精神疾患的な反応,おもに自閉症が見られる」と書かれているが、自閉症自体についての説明はどこにもない。② 母は,私が子どものころにお世話になった医師の一人が,「自閉的傾向」とちらりと口にしたのをおぼえている。けれども,「自閉的」という言葉が自分にあてはめられるのを,私が実際に初めて耳にしたのは,十二歳か十三歳のころだった。「へえ,変わっているのは,みんなじゃなくて私だったんだ」と思った。それでも,そのときでさえ,自閉症の行動がどういうものか,どうして友だちをつくるのが苦手なのか,まだ正確に説明できなかった。③ その後の人生では,イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
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「外国人労働者と移民受け入れ」北九州市立大学経済学部2022年

(1)問題 次の文章を読んで,後の設問に答えなさい。 ① いまや全国に55,000店舗以上を数えるコンビニは,どこへ行っても“当たり前の存在"である。24時間オープンの売り場には弁当や飲み物がぎっしり陳列されているだけでなく,USBメモリから冠婚葬祭のネクタイに至るまで,突然の「しまった,アレがない!」という状況にもかなりの確率で対応してくれる。 ② もちろん“買う“以外のサービスも充実している。ATMがあれば真夜中でも現金を下ろすことができるし、公共料金の支払いや宅配便の受付は当然のこととして,最近はマルチコピー機で名刺を作ったり,住民票の写しや印鑑登録証明書をプリントアウトすることも可能だ。近くにコンビニがあれば,わざわざ遠くの印刷所や役所まで行く必要もない。 ③ コンビニはまさに現代日本人の生活に密着した“近くて便利"な社会インフラである。コンパクトで高機能という点も,ある意味で日本を象徴するスタイルだろう。同じ小売業でも,百貨店やスーパーなどは売り上げや事業所数が減っているのに対し,コンビニ業界はこの数年でさらに勢いを増して拡大,成長を続けている。業界全体では10兆円を超える巨大なマーケットを誇る。④ そんな(1)コンビニにいま“異変”が起きている。都心のコンビニではその変化が顕著だ。 ⑤ 四国に住む友人は,東京のコンビニの劇的な変化を見て「最初はビックリした」と言う。「だってインド人みたいな人がレジにいて,『お箸は何膳にしますか?』とか日本語もペラペラだし,外国人のスタッフ同士の会話も日本語でしょう。出張で上京するたびに外国人スタッフの数が増えてる気が
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