文章表現の技法「体言止め」とは? 使い方と注意点を解説
体言止めとは文末を体言(名詞・代名詞)で終わらせることです。この手法を用いることで文章にリズム感をもたせたり、余情・余韻を与えたりできます。
体言止めは、小説や詩、和歌や俳句などでよく使われる「修辞法」です。修辞法とは文章に豊かな表現を与える技法のことで「レトリック」や「修辞技法」とも呼ばれます。
注意したいのは、体言止めは時制が明示されないという点です。つまり、未来・現在・過去のいずれの意味にも解釈ができてしまうということです。
そのため、読み手が誤解しないように情報を伝えるITの現場では、体言止めは使用を避けるべきとされています。
したがって、体言止めを使う際は、どのような状況かを見極めることが大切です。
体言止めの例文ここからは例文をもとに解説します。はじめに、体言止めを使っていない文章です。
夏休みは友達と海に行きました。海辺に着いたらキラキラ輝く青い海が広がっていました。友達と良い思い出ができました。
次に体言止めを使った文章です。
夏休みは友達と海に行きました。海辺に着いたら、広がっていたのはキラキラ輝く青い海。友達と良い思い出ができました。体言止めを使うと、特定の部分が強調されて伝わりやすくなります。
ただし、体言止めを乱用すると逆効果になるので注意しましょう。なぜなら、何が言いたいかよくわからなくなってしまうからです。したがって、体言止めは1つのテーマにつき1箇所程度に留めるのが適切です。
以下の例文を見てみましょう。
友達と遊んだ夏休み。
印象的だったのはキラキラ輝く青い海。
友達と作った良い思い出。
これではどれを主張したい話なのかがわかりづらいですね。また
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