589.「叱らない親」「怒らない親」に育てられた子どもはどう育つ?
「叱らない親」「怒らない親」に育てられた子どもはどう育つ? 子育てアドバイザーが示す“懸念”
子育てをする親を悩ませる「わが子の叱り方」。子を叱ることの難しさを実感している親は多いと思いますが、中には「叱らない」「怒らない」子育てを実践している親もいるようです。ネット上では「子どもを叱らずにいるとどう育つんだろう」「全く叱らない、怒らないってアリなの?」といった声もあるようで、さまざまな意見や疑問を持つ親がいることがうかがえます。
「叱らない親」「怒らない親」に育てられた子どもは、どのように成長するのでしょうか。子育てアドバイザーの佐藤めぐみさんに見解を聞きました。
「大目に見る」のか、「感情的な穏やかさをキープする」のか
Q.そもそも、子育てにおいて、親はなぜ子どもを「叱る」「怒る」のだと思われますか。
佐藤さん「親はなぜ子どもを叱るのか、怒るのか。これはどちらにおいても、目の前の子どもの行動に満足がいっていないからです。しかし広辞苑で調べてみると、『叱る』と『怒る』には違いがあることが分かります。『叱る』とは『(目下の者に対して)声をあらだてて欠点をとがめること』、『怒る』とは『激して気があらだつこと』と書いてあります。
子育てにおいても、この両者はよく比較されることがありますが、そこでも違いが見られ、『叱る』はより望ましい行動に導くという指導の色味が強いですが、『怒る』はただ親が子どもへの不満を感情的にぶつけているに過ぎません。目の前のよくない状況を改善、解決したいという思いは同じであっても、行われていることは違うわけです」
Q.「叱らない」「怒らない」親に
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