588.デメリットばかりじゃない! 敬遠されがちなマンションの「1階」物件
デメリットばかりじゃない! 敬遠されがちなマンションの「1階」物件、5つのメリットを不動産のプロが伝授
マンションやアパートといった集合住宅の賃貸物件では、高層階の人気が高い一方で、「1階」が敬遠されがちな傾向にあります。その理由として「防犯性やプライバシー性が低い」「眺望が悪い」といったことが挙げられることが多く、ネガティブなイメージが強いようですが、中には“1階ならでは”のメリットから、「あえて選ぶ」人も少なからずいるようです。
「1階の物件」が選択肢になるかもしれない、意外なメリットや魅力とはどのようなものなのでしょうか。不動産鑑定士・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士の竹内英二さんに聞きました。
「専用庭」がある物件も存在
Q.そもそも、なぜ集合住宅の「1階」の物件は“不人気”“敬遠されがち”なのでしょうか。
竹内さん「1階は日照条件が悪く、日中、部屋に日が差し込む時間が短いです。特に、周辺に高い建物がある地域では、家の中が暗くなりやすいです。湿気も多く、押し入れの中の布団などに、すぐにカビが生えてしまうこともあります。
道路の歩行者から見られてしまう物件も多く、プライバシーを保ちにくい点も要因でしょう。留守か否かもすぐに判別されてしまいます。泥棒も侵入しやすいことから、セキュリティーが著しく低いといえます。
また、バルコニーのない物件が多く、洗濯物が外に干しにくいです。低層階は虫が飛行できる高さであるため、虫も侵入しやすいといえると思います」
Q.一方で、「1階」ならではのメリット、魅力も存在するのでしょうか。
竹内さん「1階ならではといえるメリット
0