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ナイスな質問から生まれる気づき

私は、週に3日塾で生徒に国語を教えています。こんなことを言って、恥をさらすことになりますが、国語を教えていながら、じつは言葉の扱い方、文章を書くことが人よりも下手です。おしゃべりも、めちゃくちゃ下手です。笑ってしまうくらいヘタれです。そんな私は、集団塾でたくさんの子どもを前に話すことはできないので、個別塾で生徒一人と一人とお付き合いしています。4年続けているので、慣れたものです。言葉の扱い方を覚えれば、少しはマシな人間になれます。でも、いまだに失敗ばかり。。さて、先日、中学受験をする生徒に「どうして、国語を勉強しなきゃいけないのか」と尋ねられ答えたことがあります。正直、少し答えにくい質問だったのですが、自身で考え直すきっかけを与えてくれたナイスな問いだったので、残しておきます。言葉はコミュニケーションのためにある。情報を読み取り家族や友達に伝える時に大切な役割をもつこと、そして、書かれた文章は、必ず読み手となんらかの関わりがあるということ。筆者がいて、原稿を編集して本にして出版して本屋に並べる過程でたくさんの人たちが関わっている。そうして目の前にある文章は、必ず社会的な文脈を持っている。つまらない文章だということは簡単だけれど、読む側の想像力と関係しているということを伝えたのです。読解力がおぼつかないと、楽しめるものもそのぶん減ってしまうかもしれない。同じ時間を生きているのに、楽しむ時間がずーーっと半分のままだったらやでしょう?と。うんうんと、テキストに目を落としながら首を縦に振る少年。じゃあ、物語文はなんで必要なの?と畳みかけてくる。彼は、物語文が苦手である。存在理由を問う彼
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